今朝は雲ひとつない秋晴れで、貯水池の水質調査に出かけました。朝から身体を動かしたので昼の弁当が格別においしく、そのメニューは「高菜弁当」でした。

昼からは、あれやこれやの調査であっという間に夕方になり、いまや恒例となった夕飯の食材を買いました。

なにしろ、このスーパーは田舎の方にありますので、私の地元よりは相当安く買えます。

そこで、今日は、宇部沖で取れたワタリガニが半額セールで売られていましたので、これを買い、ついでにイカとブリの刺身も100円引きでしたので、これもゲットしました。

これで、今夜はいつもより少しにぎやかな食卓になりそうです。

さて、帰りの車中で、本日の水質観測の結果について話し合いました。例年よりも、ずっと水質が悪化しているのです。

おそらく質量ともに3倍ぐらいは悪くなっているのでしょうか、こうなると、こちらも、あの手この手を考え、それに対抗する知恵を絞り、その具体的な手段を講じる必要があります。

巨大な自然に立ち向かうのですから、知恵がなければ勝てない、度量の大きい自然に対しては少々の知恵では対抗できないのです。

そのことをすっかり思い知らされた一日でした。

暑かった夏のせいで、そして、降らぬ雨のせいで、貯水池の水位は大きく下がり、その分、下層の無酸素水域が増えているのですから、これは厄介です。

しかも、日々、それが進行しているのですから、今年は尋常ではないといえそうです。おそらく、全国の貯水池で同じ現象が発生していると思われます。

これがいろいろなことに影響を及ぼさなければよいのですが、おそらく、杞憂で済んだとはいえなくなるようになるのではないかと思います。

異常に暑く長かった夏の影響は、いまだ、ここには残っているような気がします。

かつて1998年の夏も異常に暑かったそうですが、その余波が11月に西日本各地に大量の赤潮を発生させ、広島湾など各地に被害をもたらしました。

ふと、そんなことが少々気になる帰路となりました。

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