田所雄介博士が、日本沈没を予測する際に、科学者にとって大切なことは何かと尋ねられ、それは、「鋭く、大きな直観である」と答えます。
一方で、南アフリカのマンデラ大統領は、国民持てる力を最高度に引き出すことが可能な「ひらめき」の重要性を語ります。
昨日のブログに書かせていただいた判断が、それらに適合するかどうか、この検証にはしばらくの時間が必要と思われますが、それにしても、この事実を思い起こして、じっくり考えてみますとまことに不気味なものを感じています。
それは、この貯水池の現象は、それが特殊なものではなく、むしろ、どこにも認めれる現象ではないかという思いを強めていることにあります。
その水面を眺めますと、透明度がかなりあり、見た目は汚れていません。しかし、水深6mを過ぎると徐々に溶存酸素濃度が減少し、10mを過ぎると、ほとんど溶存酸素がなくなるという事態に陥ってしまっているようです。
しかも、この傾向が夏から秋にかけて進行していて、それがどこまで続くのか予想が付かないのです。
また、この進行は、中下層の無酸素領域の拡大によって表されますが、それが日々進行している結果を目のあたりにしますと、これは尋常ではないと認識するに至りました。
これは非常に重要な問題ですので、いろいろと調べてみたいと思います。
日本の2010年の暑い夏は、こんな問題に影響していました。
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