日から咳がひどくなり、体調を整えるために予定を取りやめ、養生をしております。

そのため、少し時間ができたので、来月2日の高知での講演要旨原稿(A4版2枚)を仕上げ、締め切りよりも早く送付することができました。

これはとても珍しいことで、いつもはギリギリか少し遅れて出してしまうのですが、これも病のせいでこうなったのですから、「怪我の巧妙」とでもいえるのでしょうか、ふしぎなことです。

その高知では、「元気プロジェクト」と呼ばれ、「高知県を元気にするにはどうするか」をメインテーマにしていろいろと盛り上がっているようです。

その中心メンバーから「どうですか」といただいた講演テーマが、「マイクロバブルによる新産業革命」という途方もなく大きなものでした。

さて、どうしようか、少し迷いました。当方で講演題目を変えることはできましたが、せっかくだから、これも何かの縁があるのだと思い、最終的に「マイクロバブルが切り拓く新産業革命」という題目にさせていただきました。

かつて、マイクロバブルで「ミニバブルが起こるかもしれない」と日経新聞に書かれたことがありますが、「新産業革命」となりますと、それどころではありません。

これをどう考えたらよいか、私なりに、その「必要条件」を考えてみることにしました。周知のように、物事の成就には、「必要条件」と「十分条件」の2つがあります。

この場合は、その前者に相当しますので、それがあるからといって、それが必ず十分に保証されるというものではありません。

そこで、その必要条件を示す前に、私の「新産業革命」論を紹介させていただきます。

これまで、人類は、産業革命なるものをいくつか経験してきています。その最初は、17世紀から18世紀にかけて勃発しました。手工業から大工業制へと移行することを特徴としていました。

その後、この機械を中心にした大工業制は、重化学工業、自動車、エレクトロニクス、情報通信等の分野に広がり、さまざまな発展を遂げてきたことは、みなさんご存知の通りです。

しかし、20世紀の末ごろから、これらの経済活動をそのまま継続してよいのかという「問題提起」や「自省」が生まれてくるようになりました。

そのことを大きく決定づけたのが、先の「リーマンショック」であり、それに伴う世界規模の経済危機でした。

この影響は、その後の今日においても色濃く残っており、むしろ、その深刻度を増している、これが看過できない現実のようであり、だれもが、それに心して立ち向かう必要があると認識され始めています。

さて、その大きな命題とは、「経済と環境を両立させる」ことです。

これは、これは経済活動によって地球環境が脅かされるまでに至り、地球環境そのものが成り立つかどうかが問われるようになってきたからでした。

ですから、現在は、地球規模の「経済危機」と「環境危機」が同時に進行していることを特徴としており、これらを克服するのが「新産業革命」であるといえるのではないでしょうか。

これは、なかなか容易なことではありません。おそらく、さまざまな角度や分野から本質的な「ブレイクスルー」がいくつも起こってくる必要があります。

そのための「必要条件」は何か?

これを考え続けていましたので、それを今回少し披露させていただくことにしました(つづく)。

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