タイトルは、昨日と同じ「来週の土曜日」にしましたが、本日からは今週になりますので、それこそ「今週の土曜日」に開催されるフォーラムの紹介の続きです。

新原先生の講演を前にして、それこそ前座の企画として、マイクロバブルに関するパネル討論会がなされることになりました。

そのタイトルの題目は、「マイクロバブルの秘密を探る!」ですので、それこそどこまでマイクロバブルの秘密を探れるか、これが焦点になります。

まず、このパネル討論会のトップバッターは、村重酒造の日下信次杜氏です。大型のマイクロバブル発生装置を導入して以来、日本と世界のコンクールでトップをつづけるようになった、その主役を担っている方です。

この方は20代にして若き杜氏になった方ですので、その時以来20年余の歳月を重ねてきたベテランです。

その彼が、マイクロバブル技術と出会い、酒のつくり方を次々に新しく開発していき、それをおもしろくて仕方がないと思うまでになりました。

新技術は、このように意欲的でこだわりを持つ人の中に宿るもので、それが、宿るどころか開花し始めたのですから、それこそ、「自分が求めていたのは、これだった!」という思いが湧いてくるようになりました。

ここが、酒造りのブレイクスルーにおいて重要な取り組みと意識変化に結び付くところだったのです。

さて、当日は、その日下杜氏がなにを話してくださるのか、私も楽しみにしています。

なにせ、モンドセレクションで世界一、全国酒類コンクールで日本一を2年連続獲得した日本酒「錦」の話ですから、これ以上に最高の話はどこにもありません。

ですから、それを生み出した話ですから、どこかにその秘密があるわけで、それを見出すことができれば最高の話になります。

そういえば、この「錦」を、先の熊本および東京の講演において、村重酒造の好意で送付させていただきました。

私が前もって講演のなかで、マイクロバブル技術を用いてできた酒だということを宣伝していますので、それこそ、これが話の中にあった酒かと目に色を変えられます。

そして、いざ、その酒を目の前にされますと、ますます表情が崩れてしまいます。

それから、この酒が意外と女性に評判がよく、日ごろ酒を飲まれない女性が美味しいと言って飲まれるようで、これは熊本でも東京でも同じように起きた現象でした。

やはり、酒の力はすばらしいと思いました。さすが、世界一、日本一の「錦」だと思いました(つづく)。

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