坂本龍馬の地では何を話そうか、それを思案していたら、今回の高知元気プロジェクトの事務局から『高知県産業振興計画』というパンフレットが届けられました。

早速、これを見させていただき、ここに今の高知県の状況が非常にわかりやすく示されていることを知りました。

この計画は、高知県民1500人が参加されて作られただけに、県民の声をしっかり反映した、そして今後どうするかのアクションプランが示された非常に立派なものでした。

しかも、高知における歴史上の人物、坂本龍馬、岩崎弥太郎、中岡慎太郎などが登場し、彼らが語るという形式で示されていますので、非常に理解しやすい内容になっていました。

その第一は、高知県の経済に関する現状が次のように示されていました。

①全国よりも15年前から人口減少が始まっています。私のいる山口県は、18年前からですから、その3年後とはいえ、その人口減少の具合は非常によく似ています。

②逆に高齢化率(65歳以上の高齢者の占める割合)は徐々に増加し、今年は28.4%になるという数字が示されています。これも山口県の28%という値にぴたり一致しています。

③さらには、高校卒業生の県外流出率の高さが51%で全国33位、山口県は、ほぼ同じの30位ですから、これもよく似ています。

④また、高知県の商品売り上げ額は、県民所得は、1997年の一兆7000億円から約10年間で、一兆5900億円となり、毎年420億円の減少が続いています。

⑤高知県の県民所得は211万円であり、沖縄県に次ぐ低さになっています。

若者が減り、売り上げも減少という深刻な事態を迎えているなかで、これをどう打破するか、これがまず問われていました。

この容易ならざる状況を前にして、それをどう突破していくのか、そのことが真摯に問われているのだと拝察させていただきました(つづく)。

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