マイクロバブルが大衆のなかに広まるにつれて、その「大衆性とは何か」が気になり始めました。
大衆とは、圧倒的多数を形成する集団であり、最後には世の中の行く末を決める力を有しています。
その大衆のなかに浸みこんで、大衆の心を捉え、圧倒的に大衆から指示された作家の一人が松本清張さんです。
私も、若い頃から、彼の小説をむさぶるようによんできた若者としての大衆のなかの一人でした。
そのきっかけは、1971年の松本清張全集発行にあり、それを毎月買っていた友人から借りて読んだことでした。
本「旅日記」で、マイクロバブルの科学と技術に関する難しい情報をやさしく解説し、深く考えることによってマイクロバブルの物語をよりおもしろくします。また、それをゆかいに展開させていきます。これが、あたかも燎原の火のように、それこそ国境を超えて、どこまでも広がり、国民生活と産業に深く分け入ることで、マイクロバブル社会が形成されることをめざします。
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