新年、明けましておめでとうございます。みなさまにおかれましては、よい正月をお迎えのことと思われます。今年も、どうかよろしくお願いいたします。

さて、昨年は、とうとう年賀状を出せずじまいで大変失礼いたしました。

じつは、マイクロバブルの研究の成果の一部を放映していただく話があり、その放送日がなかなか決まらないうちに年賀状を出す機会を失ってしまい、誠に申しわけありませんでした。

あるとき、大学時代の友人から「お前、大丈夫か?まだ生きているか?」とまでいわれたことがありました。

ということで、二年続けて年賀状を書かないという不義理を果たすと、とんでもないことになりそうなので、今年は、どうしても年賀状を出す必要があると思っています。

さて、その年賀状を書くとすると、次のように認めさせていただこうかと思っています。

謹賀新年。みなさまにおかれましては、ますますご幸福のお正月を迎えられていることと拝察しております。旧年中は、みなさまに大変お世話になり、ありがとうございました。

また、一方ならぬご支援をいただき、厚く御礼申し上げます。

昨年は、私どもにとって重要な転機の年になりました。

2007年の名古屋大学で開催させていただいた第3回マイクロ・ナノバブル技術シンポジウム以来約3年間、より深く、そして、よりまじめにマイクロバブル研究に勤しませていただきました。

その転機とは、その間の成果を、「そろそろよいでしょう!」と思いながら、その成果の一部を徐々に明らかにし始めたことにありました。

その開始には、11月の3つの講演(八代、東京、周南市)と12月の高知での講演の機会に恵まれたことでした。

これらを皮切りにして、今年は、さらに講演活動を充実させていただきたいと思っています。

ご周知のように、1995年以来、マイクロバブルという新しい技術を世に問い、その普及を重ねて約15年の歳月が経過しました。

幸いにも、本技術は燎原の火のごとく広がり始め、その結果として多くの人々がマイクロバブルの優れた物理化学的特性と機能に関心を寄せられるようになりました。

これは、とても素晴らしいことであり、それこそ私が、この15年来願ってきたことでもありました。

それこそ、15年前を振り返れば、どのようにして、この技術を日本社会に広めたらよいかをいろいろと案じていました。

しかし、ここまで本質的に発展してきた技術を目の前にしますと、その思案など取るに足らないことだったといわざるをえません。

そこで、これから、マイクロバブル技術の発展の理由を、より深く考えてみることにしましょう。

これは、マイクロバブルが「未来材料」であり、それを利用する技術が「未来技術」であるからであり、そこには小さくない「希望」が生まれる可能性があると思うからでもあります(つづく)。

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