先日、山口市徳地というところに行ってきました。ここは、地元周南市から車で北の方に約1時間のところにあります。
山間ですから、ところどころにまだ雪が残っていました。途中、車は佐波川という一級河川沿いを走っていくのですが、この本川沿いに蛍が乱舞する名所があるとのことで、そこを教えていただきました。
とにかく、すばらしい光景だということなので、今年はそこに見学に行こうと思っています。
その蛍の名所を過ぎて約30分、目的地に着きました。今度行うジュニア科学教室の打ち合わせを済ませて、帰り際に水をいただきました。
以前から、ここの水が美味しかったので、そういって頼みますと、どうぞ、どうぞと快くいただくことができました。
雪山の下の地下水ですから、味見をすると、やはり予想通りで感激するような美味しさで、水汲みで指が凍ったのも忘れrくらいでした。
そして帰りに、名産品店に立ち寄り、次の買い物をさせていただきました。
その第一は健康茶です。大きな袋に7種類のお茶や薬草が入っていて、これが気に入りました。どくだみ、ハト麦、そばなど、自然のものがふんだんに入っていて、しかも何とも言えない香りと味がし、飲むたびに感激しました。
第二は、名物の葉ワサビです。これは葉ワサビを醤油で浸けているものですが、これがピリピリしゃきしゃきして美味しくて安く、一瓶買わせていただきました。
第三は、巨大大根でした。長さ60cm、直径15cmもあり、これは1回ではとても食べ切れる大きさではありませんでした。
帰ってから、地元のスーパーで大きさと値段を比較しましたが、約2分の一程度で買える値段でした。
そして、各種葉野菜、自然薯という長いも、これらも格別の味でした。
それらをいただきながら、なんとなく得した気分になりましたが、「なぜ。こんなに美味しいのであろうか?」と不思議に思っていたら、はたと気が付きました。
「水が美味しいから野菜や農作物がうまいのだ!」
そういえば、この奥にある自然の家の職員の方が、「なぜか、私のところの食堂の食事が美味しいといわれるのです」といっておられましたので、それも、ぴたり、「水が美味しいことで料理がうまいのだ」と思い当たりました。
帰る際には、この水談義に花が咲き、「そうですよ、水ですよ。先ほど出されたお茶が美味しかったのも水のせいですよ」、「そうか、そうだったのか」と言い合うことになりました。
さて、その健康茶、これが美味しくて、その後も毎日飲ませていただいております。田舎には、自然のよいものがたくさんありますね。
これらが忘れられてさびれていく、この流れをどこかで食い止める必要がありますね。近々、また、この地を訪れる予定ですの、これらの地域産業資源を見直し、活かす方法をじっくり考えてみたいと思っています(つづく)。
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