リゾートイン芙蓉の玄関受付で名刺を渡し、この「泉水」温泉で使用されているマイクロバブル発生装置の開発者であることも紹介させていただきました。
「じつは、かねてより、この温泉に入りたいと思っていました。
この温泉の評判がよく、あるマニアの方は、A県のA村の温泉と比較して、かれはこちらの方がよいといっていました。
そこで、わたしも、ここのマイクロバブル入浴をぜひ試してみたいと思っていました」
こういうと受付の方がとても喜ばれていました。
そこで念願のマイクロバブル入浴を実現させるために、早々に脱衣場に向かいました。
そして風呂場に行き、たしかに内湯と外湯の露天風呂の両方にマイクロバブル発生装置が設置されていることを確かめました。
最初の入浴は露天風呂へ、富士山の溶岩を積み重ねて作った露天風呂ですから、非常に風情がありました。その露天風呂の両側に、マイクロバブル発生装置が設置されていました。
このマイクロバブルの出具合を確かめ、その調節を行って、最適のマイクロバブル発生状態になるように調節しました。
この調節を行うことによって、マイクロバブルの出具合がよくなりましたので、それに合わせて身体の反応が現れました
「これで最適の調節ができた」
こう思いながら、今度は安心してマイクロバブル入浴を楽しむことにしました。
この温泉水は、富士山の伏流水でバナジウムなどの天然ミネラルが大量に含めれたものです。
とくに多いのは炭酸カルシウムのようでしたが、これらが、マイクロバブルとの相互作用で何が起こるのか、これについて興味深く考えさせていただきました。
そして、もうひとつは、そのマイクロバブル入浴体感の問題も気になりました。
すでに述べてきたように、阿智村の「湯ゆったりーな昼神」では相当数の入浴回数を重ねてきましたので、これについての体感はすっかり身体に記憶しています。
その記憶を思い出しながら、「何か違う、同じではない」という感覚を比較していました。
最初の入浴で強く感じる温泉水が皮膚の中に入っていく感覚、まずはこれが違う、A村の場合は、この入水の感覚が非常によいのであるが、ここでは、それほどではない。
おそらく、この違いは、温泉の水素イオン濃度の差異からくるものであろう、それから、この皮膚の感覚の相異は、その温泉成分にも起因しているかもしれない、このような思いを巡らせました。
二番目の指標は、入浴とともに感じる「ここちよさ」です。これは、入浴とともに味わう感覚ですから、それがどのようなものかについては明確に体得しているともりです。
そこで、この「ここちよさ」比較を行いましたが、それについても、勝っているのはA村の温泉水でした。この泉水では、そのここちよさをA村ほど感じることがなかったのです。
それでは何が違うのか、ここが重要なのですが、何かが違うようだとは思いながらも、それが何なのかが、よくわからないままでした。
そして約1時間、マイクロバブル入浴を継続し、あれこれ考えてみましたが、結局それについては明確な違いがわからないままでしたが、この温泉施設から外に出た瞬間に、その違いが分かることになりました(つづく)。
コメント
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コメント、ありがとうございます。ご指摘の装置の場合、空気吸入口における空気吸入が一定になるように制御されています。これが最適状態に近いといえますが、この調節は微妙です。なぜなら、長い間使用していると、その空気吸入部のチューブに小さなホコリが溜まって空気吸入を阻害してしまうことがあります。そこで、これを改善するには、いくつかの方法がありますので、それについては、近々のブログで書かせていただきます。詳しくは、それをご覧ください。そこで、最適状態の目安のみをここでは示しておきます。
まず、マイクロバブルの発生における最適状態とは、その生理活性(血流促進に代表される効果)が最大になされるときの状態を意味します。その時の空気量の吸い込み量は毎分約1リットルです。この毎分1リットルのマイクロバブルを発生させている時の泡の様子は、やや大きめのミリバブルが少々出ていて、それ以外には大量のマイクロバブルが出ているときのことをいいます。慣れてくると、この状態のマイクロバブルの発生の時に、身体が反応するようになります。大きすぎても、少なすぎてもいけない、丁度良いところがあるのです。「泉水」では、気泡が大きすぎていましたので、この吸入空気量をやや絞って調節したということです。詳しくは、再度ブログで説明させていただきます.
コメント、ありがとうございます。まもなく、ブログ記事にてさらに詳しい説明をさせていただきます。