連休初日は柔らかい日射しの晴れ、2週間前に続いて故郷の大分県を訪ねることになりました。

朝7時の周防灘フェリーに乗り込み、瀬戸内海から豊後水道へと船便を楽しみました。本日は連休初日ということもあり、家族連れの旅行者でフェリーは満員でした。

国東半島の突端にある竹田津に降りてからは、一段と陽射しが強くなり、落ち着いた風の香りを味わうことができ、さすが、日本の地中海といわれるだけの風情を満喫しました。

例によって「道の駅くにみ」に5分で到着、本日は、特売の八朔みかんと柚子胡椒、それからおいしそうなアジのみりん漬けにも心ひかれました。

それから、いつもの海岸線道路とは別の「オレンジロード」を通り、国東半島を南下していきました。

季節がら、大きな鯉のぼりがいくつも泳いでいて、この地域では、大きな鯉のぼりを何匹も泳がす風習があることを知りました。

丁度昼時になり、国東市武蔵町にすむ姉といっしょに昼ごはんを食べるためにスーパーに立ち寄りました。

この地域は、安くておいしい農産物や魚介類がたくさんあり、いつも驚かされますが、本日の目玉は、やはりイチゴでした。真っ赤で新鮮なイチゴが1パック198円であり、思わず二箱も買ったようで、本日からは、そのイチゴをしばらく楽しむことができそうです。

2時過ぎに姉の家を出て、両親の墓参りのために宇佐へ、前回は少ししか水を持参していなかったので、本日は少し多めに水をかけさせていただきました。

年に一度しか来れなかった墓参だったのが、今月は二度も来れたので、さぞかし、草葉の陰で喜ばれていることでしょう。

現在は、その豊の国を過ぎて北九州市に入ったところですが、今その故郷を振り返っているところです。

・温暖な気候で、太陽の輝きがすばらしい

・空気がきれいで落ち着ける

・自然の幸が多く、食べ物がおいしい

・歴史的な古寺や建造物が多い

これらはまことにすばらしい歴史保存、地域資源といえますが、この保持は、同時に近代社会としての開発から取り残されることと結び付いていました。

新幹線や高速道路も十分でなく、ここには先進県との格差が如実に存在し、それゆえに野菜や魚が新鮮で安いのです。

それらが安くても成り立つ、それが豊の国の生の姿なのです。このように豊かな国は私の故郷だけに留まっているわけではありません。

日本全国のどこにでもこの豊かな国があったのですが、それがごく一部の都会のために隅の方に追いやられてしまうことが、この数十年続いてきました。

今回の震災、津波、原発事故の災禍を直接受けている東日本の国々も、この豊かな国として歴史的に存在してきました。

その豊の国が瀕死の重傷を受け、壊滅か生き抜くかの岐路に立っています。

私も、この惨状を目のあたりにし、なんとか役に立つ方法はないかと知恵と工夫を廻らしているところです。

私の好きな寅さんの次の言葉を思い出しながら、・・・・・。

「泣いてたまるか!」

 
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