海水が浸みこんだ土から塩分を除去するのに2年あるいは3年かかるという見通しが示されています。

これをもっと早めて、より簡単に、しかも安価にできる方法はないか、これは非常に重要でかつ新たな技術開発の課題といえます。

なにせ、海水が浸水し、それが停滞したままの土地が約500平方キロメートルもあるのですから、膨大な土地および土壌の改良量になります。

そこで、この除去は期限内に確実に済ませていただくとして、問題は、それが終了するまでの期間において何をするかです。

2年も3年も待たされるのみでは、それこそ、再開ができなくなってしまいます。

先日のテレビ報道では、「仙台イチゴ」を育てて販売していた若手農家のみなさんが紹介されていました。独特の酸味と甘みがあるイチゴだそうで、この伝統を絶やすわけにはいかない、これがみなさんの切なる思いでした。

若手が協力して、みんなで共同栽培ができないかという方法が検討されていましたが、農地に塩分が残っていて、今のままでは、そのまま使えない、ビニールハウスは流されたまま、さらには、資金の確保ができないという厳しい状況がありました。

これをなんとか克服する方法はないか、思案のしどころです。考えに考え抜いて、マイクロバブル水耕栽培で新たに栽培法を検討するのがよいのではないかという結論に達しました。

高密度にして、大きくて甘いイチゴをいくつも育てることができれば、それで生産性も成り立つことになります。また、私の地元でも、この方法で見事なイチゴを栽培されている事例もあり、それが参考になると思いました。

これから、高床式の水耕栽培、マイクロバブルによる高密度栽培、これらに加えて、抜群においしいイチゴができる方法を探る必要があると思いました(つづく)。

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