昨夜は、さすがに疲れていたのでしょうか、足の按摩機にかかりながらうとうとし、その続きで寝てしまいました。

頭のそばでは、私の愛用パソコンを使ってテレビ電話を家族が楽しんでいる声が聞こえていました。こうして生まれたての孫の顔を見ながら会話が成り立つのですから、世の中は便利になりましたね。

立派なものです。これで、かつての家族の絆が維持発展されるのですから、科学技術の力も大したものです。

昨日のテレビでは、ある大手自動車会社の社長が、今度の東日本大震災からの復興において、日本のものづくりにおいて底力があることを理解したという報道がなされていました。

しかし、これを見て、「えぇっ!」と、思わず、「何か、おかしいな?」と思わざるをえませんでした。

ということは、ものづくり力、すなわち技術力において、これまでは、その「底力を感じていなかった」ということになります。

大手自動車会社の社長さんが、そのような認識ですから、そこの従業員、協力会社も、そのような意識に染まっていると考えてもよいことになります。

それだけ、ものづくり力において停滞、さらには自信喪失の側面があったのかという思いを寄せることになりましたが、これが現在の日本の一部にある状況であることを知ることになりました。

 それでも、この自信回復がなされた結果ですので、それはそれなりによい傾向であるといわざるをえません。

私であれば、この会見で、もっと違った表現方法を用いたはずだと思ってしまいました。

さて、昨日は、学会発表の原稿と提出する書類書きで目まぐるしい一日でした。このところ、その原稿書きが多く、毎日鍛えられています。

この4月以来、このような原稿書き、書類書きが毎日のように続いていますが、これが年度の初期の作業として慣例化しています。

とくに、今年は東日本大震災の関係で、それが2~3カ月遅れになっていますので、その分、今の時期に集中して、それこそ締め切りに追われる状態になっているのです。

しかし、追われているといっても、それに積極的に対応することで、物事をプラスに転じることが可能になります。

たとえば、このプラス思考で、これまでいやだと思っていた補助金の申請書書きが苦にならないようになりました。

これはある意味で「宝くじ」みたいなものですから、それを提出した後は、それこそ当たるか、当たらないかをあれこれ考える楽しみが出てきます。

それから、その申請書を書くたびに、頭の中が整理されていきますので、それが諸々に役立つようになります(つづく)。

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