このシリーズは、前回の記事で終わりまし亜tが、その番外編を添えておくことにしましょう。それは、先日の訪問で撮影した写真が何枚かあるからです。

それでは、ドキュメント風に紹介させていただきます。


Oohunato-1


大船渡湾西側で、湾奥の港に至る道から撮影。手前は跡かたもなくなった市街地、奥には、二階建ての建築が見えますが、津波で破壊されたままになっていました。

左川の高地の上に建設されていた家屋は、いずれも無事でした。

津波が、この家の高さ付近まで押し寄せてきたことを示しています。

 

Rikuzenn-1

陸前高田市において集められた通称「瓦礫」の山です。その高さは30m以上にも及び、その大きさに驚かされました。

この瓦礫の山の色は茶色ですが、それは木造の瓦礫が集められ、その色が反映されています。この瓦礫の山がいくつもありました。


陸前ー2

 

大津波で何もかも流され、破壊されて無くなってしまった陸前高田市の旧市街地から山手の方を臨んで撮影した写真です。

見渡す限り、なにもなく、下部に見える水面部分は、海水が入り込んだところです。旧市街地を超えて海水が入り込み、復興を隔絶させている海水です。

左手も、右手も、これと同じ光景が、どこまでも続いていました。この荒涼とした風景は、心の中に深く刻み込まれました(撮影は、いずれも、Y.O氏)。