今朝も、朝早く起きて散歩に出かけています。散歩というよりも、実際には、近くの喫茶店まで歩いていってコーヒーを飲み、メール対応とブログ書きをして帰ることを繰り返しているように思います。

冷房のよく聞いた喫茶店で、いつもの席に座り、比較的おいしいコーヒーを飲みながら、頭とノートパソコンを冷やしながら(最近、熱が出てきて極端に動作が遅くなることがあり、そろそろ限界かと思っていま)、作業をすると、比較的円滑に時間を過ごすことができます。

いわば、この早朝の一時が、いつのまにか、私の「プライムタイム」になり始め、しだいに習慣化されてきているようです。

さて、東日本大震災支援プログラムの準備もほぼ終え、今度は、この山口から部隊を陸奥に移しての作業が始まります。

その最初は、27日に岩手県盛岡市での講演会、昨日は、その講演のスライド原稿を送付しました。

聞くくところによると、いろいろなところから少なくない参加があるようで、次の日の見学会の参加者も大幅に希望者が増え、おまけに、その参加料も無料になったようで、好ましいサイクルが形成されているようです。

また、この講演会に備えて、データを持ってきて協議をしてくださる公的機関の方々もいるようで、こちらとしては願ってもないことだといえます。

思いは一つ、閉鎖海域の水質浄化と、そこで営まれてきた水産養殖の復興ですから、そのために知恵と力を合わせることが大切です。

先日12日には、岩手放送(IBC)から、本東日本大震災支援プログラムの取り組みについてのテレビ報道がありました。

地元テレビ山口と岩手放送の共同による取材で丁寧な取材でしたので、これがちょっとした評判になっているようで、岩手の一関高専の先生から、次のような耳よりの話を聞きました。

「先日の岩手放送のテレビ報道は、地元岩手のみなさまに小さくない反響がありました。国や公的機関の支援がほとんど進まないなか、もっとも期待できるのは、カキ養殖の復興ではないか!」

これを聞いて、私の方も吃驚しましたが、復興支援の実際は、なかなか進展していないことから、このような声が生まれてくるのだと思いました。、

「期待が膨らみますね!」

これは、山口県で同じ番組を見たある企業の方の声でしたが、うれしいことに、この企業からも支援をしてくださるようで、映画「7人の侍」のように、侍たちが徐々に集まり始めています。

この期待に応えるためにも、まずは、その皮切りとなる講演の準備を入念にさせていただきたいと思います。

この周防の地も熱くなって夏らしくなりましたが、それは陸奥も同じでしょうね。

こう思いながら、冷房のきいた喫茶店を後にしました(つづく)。

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