朝一番から、一関駅で待ち合わせをして、大船渡に向かいました。約1ヵ月前に通ったことがあるルートで、メンバーも同じです。

今回も、Mさんが車を出していただき、強力な支援をしてくださることになり、大変心強く思っています。

さて、今回の目的は、科学技術振興機構の東日本大震災支援プログラムに応募して、応募数124件中のなかから6件が採択され、その採択課題のひとつとして選ばれ、岩手県大船渡で、その実装を行うことにあります。

採択課題は、以下の通りです。

「大型マイクロバブル発生装置による閉鎖海域の蘇生と水産養殖の復興」

この採択の連絡を5月に受け、それ以来、あわただしく準備を進めてきて、ようやく今日に至りました。

あの壮絶な被災を被った東日本に対して、どのように復興支援を行うか、私なりに、その方法が明らかになってきました。マイクロバブル博士として、マイクロバブルを用いて、それを行う、これが最も適した方法だと考えるようになりました。

相手は、巨大な大船渡湾です。幅2km、奥行き10km、平均水深22m、その総容量は44億トンもあります。これに、マイクロバブルが立ち向かうのです。

映画「七人の侍」のように、大胆で、かつ細心の作戦を立てて敵に挑む必要があります。

このような思いを抱きながら、車は、気仙沼を通過し、陸前高田市へ、昨日も、何も残っていない光景を見て黙ってしまいましたが、それを見ながら、気仙橋を越え、海につかった野球場のそばを通過し、その主戦場である大船渡へと向かいました。

大船渡は小雨がちらつく比較的涼しい気候でした。新潟地方では、記録的大雨が降って、大きな被害が出ているようですが、まさに災害列島の様相ですね(つづく)。