昨夜遅く、新幹線で周南市に帰ってきました。やや長い旅でしたが、意外といろいろな展開があり、充実していました。

それから、今年の春以来取り組んできた東日本大震災支援プログラム大船渡プロジェクト(JSTOP)が終盤に差し掛かり、小さくない山を越え始めましたので、そのことを思い起こしながらの帰路となりました。

その旅のせいか、早朝に目が覚めるようになってしまいましたので、今朝もマイクロバブル風呂に入り、その後に散歩に出かけました。

いつもの公園では、銀杏が散り始め、今朝は銀木犀が咲匂っていました。それから、坂道では、対面から車いすの方がゆっくりと登って来るのを見かけました。

大変そうに、急な坂道をそれこそのろのろと懸命に登っていましたが、その姿を見て励まされました。

「このように元気に歩けるのは健康のおかげだ!この車いすの青年に比べると、なんと、私は恵まれていることか」

こう思いながら、少し歩くスピードを増して過ぎていきました。

早朝の散歩を終えた後は、いつもの喫茶店へ、ここでメイルをチェックし、ブログを書くこともあります。

私にとっては、夏は冷房、冬は暖房がきいた快適空間となっています。

そこで、コーヒーを飲みながら、これからのことをいろいろと考えさせていただきました。

今日は、11月の中旬、秋もたけなわの時節です。4月の年度初めからは丁度半年、そして今年の年末までは1ヵ月半となりました。

今年度の前半のハイライトであった東日本大震災支援プログラムJSTOPが山を越え、これからは、積み残された懸案や課題に取り組むことになります。

なにせ、マイクロバブル技術の分野は広範囲ですので、それこそ次から次に新たな課題や取り組みが生まれてきます。

すでに、その技術的発展が「第二段階」に達し、これから本格的な課題の明確化、実践の時を迎えますので、このような状態になるのは無理からぬことといえます。

その意味で、このような発展は、本質的に物事を変えていくことになるでしょう。言い換えれば、この本質的な発展が、変化と淘汰を加速させていくのだと思います。

このような過程を経て、世の中には、その変化と淘汰に耐え抜いたものが残っていくのです。そして、その技術的発展の要となるのが、その装置の開発なのです。

場合によっては、非常に優れた装置が登場すると、その技術は驚くほどの変化をとげるようになります。

おそらく、マイクロバブル技術についても、この法則が適用されると思いますので、技術の開発に伴う淘汰も必然的に起こってきます。

ですから、装置開発においても不断の努力が必要なのです。

そのことは、あのスティーブ・ジョブズさんの仕事からも明らかです。その奇想天外の発想に、多くの部下たちがついていけずに、孤立した時期もあったようです。

また、スマートフォンの開発の時は、そのモデルを持って行きつけの寿司屋で同僚と密会したことがあったようで、その寿司屋のご主人が、最近の日経新聞に、その秘話を寄せていました。

かつてのウォークマンが、今のスマートフォンに進化したのであり、その次は、それこそ日本人が独創的な商品開発を行う出番の時期ではないでしょうか。

そんなことを思い浮かべながら、本日の早朝散歩を済ませました(つづく)

Gohho -23