大分県国東市への引っ越しが始まりました。昨夜は、先着して深夜に到着した家族の受け入れを行いました。

地元で夕食用の買い物を行い、物音しない静かな新居で一人待っていて、いつの間にか、その静けさに溶け込んでしまい、眠ってしまいました。

新居は木の香りが漂いながらも、ほぼ仕上がっており、いまだ慣れない空間認識を、それこそ時間をかけて徐々に楽しみながら、受け入れることにしました。

朝早くから、引っ越し業者の10トントラックが横付けされ、その搬入が始まりました。こんなにたくさんの荷物があったのかと思うほどでしたが、それでも、乗りきれない荷物があったというのですから、相当なものです。

よく訓練された若い社員が、駆け足で手際よく荷物を搬入し、空の部屋が荷物でしだいに埋まっていきました。

それにしても、重い荷物を軽々と、そして手際よく運ぶ姿はプロですね。感心して見惚れていました。

昼過ぎに、この搬入が完了し、今度は、山のように積まれた荷物の整理に取り掛かりました。

幸いにして、新居には比較的大きめの収納空間があり、それらをなんとか夜までかかって収めることができました。

しかし、その大半の整理はこれから、それに、より大量の研究室と実験室の装置や書類は、いまだそのままであり、この絶体絶命の「引っ越し」の山を越えたわけではありあません。

これから、周囲が心配するほどの作業があり、現在は、まさに、その渦中にあるのではないでしょうか。

当分、月末までは、この引っ越し作業とは縁が切れないようで、これがしばらくの間普通のことになっていくのでしょうね。

今月に入って、二度の東北行き、3つの講演、そして相次ぐ引っ越し作業など、まもなくの定年の日を迎える直前まで、あたかも脱兎のごとく国中を動き回る日々が続いていきそうです。

つづく

DSCN1427