この3日間、東日本大震災支援プログラム大船渡プロジェクトに関する2つの報告書づくりに没頭していました。

先月末からの引っ越し作業が、まだ続いているなかで、頭の中が、そのモードになれなかったので、どうしようかと追い込まれていました。

そこで、何とか書き始め、それから一気に筆を進めることにしました。これを加速がつくというのでしょうか。こうなるとなかなか止まらないので最後までいってしまうということになります。

それにしても、今回の報告は書く内容が多く、途中で、「まことに凄まじいものであった」、と思うことがしばしばありました。

書いた分量もかなりあり、2つ合わせてA4版で29ページ、おそらく文字量では1.5万字弱はあったのではないかと思っています。

ほとんど他の資料を見ずに書き下ろしましたので、それだけよく記憶に残っていたのでしょうね。今振り返っても、大変な1年だったことが、この報告書づくりにおいても垣間見えてきました。

この報告書を読まれた担当者が、「驚愕の1年でしたね」と感想を寄せられていました。

訪問回数9回、学会および各種講演会での講演回数20数回、メディア報道数20数回など、とにかくかなり中身の濃い活動の1年だったことは間違いありませんでした。

すでに述べてきたように、これだけの活動になりましたので、これが今後に深く結び付いていくことになりそうで、まさに、「深く分け入った1年」になったようです。

貴重な鍛錬の場を与えていただいた1年でした。おかげで、定年前の最後の年に、高専教員としての「一分」を果たす仕事を少しできたのではないかと思います。

つづく

MR900439385