28日早朝,散歩に出かけました.前日まで雨でしたので,久しぶりに快晴の朝でした.団地内をいつものように横切って歩き始めたところ,突然,西の方角から異臭が漂ってきました.

早朝の西風に乗ってきたかなりの異臭(し尿臭)があり,これは大変なことだと思いました.すでに,この異臭のことは聞いていましたので,これが正体かと理解を深めました.

次に,この異臭の範囲を調べてみることにしました.風は西から丘を越えて吹いていましたので,この風に乗って異臭が到達していることは明らかでした.

また,その異臭は,東西に走る道路にくるとより激しくなったので,風通しのよい道路上を吹き抜けていました.

この道路を南北方向にいくつか横切っていくと異臭は徐々に無くなっていきました.

そこで,この異臭が顕著に漂う領域は南北に100~150m程度,東西には,この風が通り抜ける数百メートルにわたっていました.

「これは,なかなか大変なことだ!せっかく,新居を構えても,これでは台無しになってしまう.なんとか,解決の方法を探さねばならない」

と思うようになりました.

これから夏に向けて,さらに臭気を増すことが考えられたからです.

さて,異臭とは何か.簡単には,微粒子の水滴のなかに臭い成分が含まれているものをいいます.

夜は,温度が下がって地表面の水分が増えます.明け方には,太陽が射しこむことで温度上昇が起こり,その地表面の水分が蒸発します.

このとき,太陽光で温められた水分は蒸発使用として上昇します.ここに,より冷たい空気が周囲から流れ込むことで風が吹きます.

海岸地域では,海水の影響で温かいままですから,ここに山から海に向かって風が吹き込もうとし,これが団地内を通過していく山風です.

しかも,この風は,谷に沿って吹いていきますので,その上流に異臭源があり,そこから,異臭が流れ込んでくるように思いました.

そこで,本日の早朝散歩は,この異臭源を探索しようと思い,西に歩を進めることにしました.

しかし,行けども,行けども,それらしき目標物がありません.

さすがに,散歩連れのもう一人が心配になってきたのでしょうか,「もう,ここから引き返す」といいはじめたので,私一人で前に行くことになりました.

結局,今日の散歩では目標物を見つけることができずに,私も途中で引き返すことにしました.おかげで,周辺の地理に少し詳しくなりました.

後で,地図を見て調べてみましたが,めざすところは,さらに西側にありました.本日の踏査で,異臭は,複雑な経路で流れてきているように思いました.

途中,息絶えた狸が路肩に転がっていました.かわいそうに,車に轢かれたのかもしれません.

すでに,地元からも問い合わせがきていましたので,この問題解決に取り組んでみようと思いました.

つづく

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