屋外にリビングがある家の整理がかなり進みました。しかし、唯一の例外が、私、マイクロバブル博士の書斎兼寝室です。

なぜかというと、備え付けの本棚では圧倒的に足らない本と書類が山積みのままになっているからです。

おそらく、私の予想では、収納能力の3倍以上の収納物があり、このような場合には、それこそ収集がつかなくなる、その典型がここにあるような気がします。

それでも、かつて研究室や家にあった本と書類のほとんどが、この家にまでは到着しましたので、それだけでも進歩なのですが、この収集をなんとか進めていかねばならない、これが今の状況です。

これからは、これらの本と書類に囲まれて生活していくようで、それこそ生活の一部となりそうです。

また、この本と書類を毎日否がおうでも眺めて暮らしていますが、その本のかなりの部分が、若い大学生や教員時代に入手したものが多く、若い時の糧として、そして自分自身の思想形成に、これらの本が非常に役立ったことを思い出しました。

こうして、かつては倉庫に入れられていた書物が、直に見えるところにあるわけですから、それらを活用した読書や執筆生活が送れることを思うと、楽しさも湧いてこようぞ、というものです。

このところ、梅雨で長雨が続いています。自然に、この書斎で過ごす時間が増えていますが、そのうちに、この異様な空間にも慣れてくるのでしょうね。

そんなわけで、この書斎の危機を脱出するために、新しい本棚をつくることにしました。材料だけ買って手づくりで安くつくろうといっていたのですが、どういうわけか、それができあがった状態で到着して、手間が省けました。

これで、右も左も、そして後ろも、本という世界になりそうです。

これから、どう収めていくか、思案をしながら、本とのあたらしい付き合いが始まることになりそうです。

つづく