長い間の官舎暮らしから、遅ればせながら新居を持つようになり、ついでに風呂も新しくつくることになりました。

このきっかけは、昨年、東日本大震災支援プログラム大船渡プロジェクトで度々大船渡に訪れていた際に、廣洋館の特別室に安く泊れたことでした。

このとき、この特別室に見たこともない扇型の風呂があり、「これは、いいや!」と思いました。そこで新築の際には、この形の風呂にしようと決めていました。

その後、少し経緯はありましたが、このタイプの風呂をつくることができ、マイクロバブル装置も配備することができました。

ここまでは、「屋外にリビングがある家」の記事で紹介してきました。

やや、我が家の新しい入浴スタイルにも慣れてきましたので、ささやかですが、これから、その入浴研究について述べることにします。

まず、最初の問題は、バスタブがやや大きくなったために、その分、掃除がより大変になりました。

なにせ、あちこちに不要な気泡噴出口やカランがついていて、それに、バスタブの内側にも垢や汚れが付きやすく、けっこう、その掃除に時間がかかっていました。

そこで、一計を案じ、これらをブレイクスルーすることを考えつきました。

といっても、それは大したことではなく、風呂に入る際に、ほんのわずかですが、シャンプーを1滴、2滴と入れるだけの工夫でした。

これによって、次のような、私にとっては画期的な変化が起こりました。

①シャンプー液が水に溶けて、その水からマイクロバブルが発生する際に、より大量のマイクロバブルを発生させることが可能となりました。

このマイクロバブルは、その性質がやや変化しているとは思われますが、発生量が増えた分でカバーできるので、水だけの状態よりもより効果的になっていると考えられます。

②このやや多いマイクロバブルが水面に浮かんできますが、これに少なくない汚れが付着していますので、その分だけ、バスタブや各種部品を洗浄をしたことになります。

この洗浄は、得意中の得意ですから、これで水の入れ替え時の掃除の手間を省くことができます。

いわば、風呂に入りながら、同時に洗浄もできているのですから、こんなよいことはありません。

③洗浄は、バスタブだけでなく、入浴中の私にもなされます。「ものぐさ」の私にとっては、入浴それ自体が洗面、洗髪、洗身となりましたので、これも非常に便利になったというわけです。

おかげで肌がツルツルになり、きれいになったような気がしています。ただし、シャンプーの注入量はできるだけ少ない方がよいようです。

皮膚に過敏の刺激を与えない配慮が必要です。年を重ねると、それだけ皮膚の免疫力も落ちてきやすくなりますので、その量は、1滴、2滴で十分ではないかと思っています。

こうして、一挙に「三得」が得られましたので、私のマイクロバブル入浴研究も、幸先よく開始することができたようです。

これからの課題としては、入れる方のシャンプーか入浴剤のよいのを見つけることがありますので、それについても、おいおい調べていくつもりです。

まずは、「一挙三得」の入浴体験、なかなか便利で意味がありました。

みなさんも、ぜひ試してみてください。ますます、「ものぐさ」になりますよ!

つづく