昨日は、研究拠点としているセンター内での実験装置の整備を行いました。すでに、大型の装置2機が稼働し始めていますので、その点検とともに、実験室の装置の整理と配置換えを行い、すこしまともな格好になりました。

また、3番目の大型装置として、そのポンプの木枠を外し、配備する場所のおよその位置決めも行いました。

この装置は、前から楽しみにしていたのですが、それがようやく動くことになりそうで、そのための専用水槽とステンレス製マイクロバブル発生装置の配備を行うことが次の課題だと考えています。

そして、まずは、マイクロバブルの発生がどうなるのか、その物理化学的特性はいかなるものか、この辺から、その究明が始まることになります。

今のところ、それ以上のことはわかりませんが、何か重要なブレイクスルーが起こるようになればよいなと思っています。

しかし、おそらく、これは未知の世界に踏み入ることになるので、それこそ何が起こるのか、それとも何も起こらないのかは、正確に予測できない問題でもあります。

同時に、向陽台の研究所においても、ささやかですが、その自主的な研究の取り組みが始まりました。

まずは、幸先よい結果が得られて、好スタートを切ることができました。

また、第二、第三の研究課題も生まれてきていますので、その創造的探究による地平を切り拓くことが可能かどうか、そのことがより深く問われそうです。

それから、すでに紹介してきた真ダコ(こちらでは、姫ダコと呼ばれています)の共同研究(?)の結果、どうやら、ここに、海水の水槽を置いて、タコや魚を買ったらどうかという意見まで出てきて、その可能性を追究してみることにしました。

また、その前に、夏が過ぎたら、簡易の植物工場を作ろうかとも考えていましたので、その準備も進めてきたところでした。

これらの課題が同時並行的に生まれてきて、少々交通整理が必要になりそうですが、これらは自分の趣味みたいな次元の話ですから、「ゆかいなことは、あくまでゆかいに」、楽しみながらやっていきたいと思っています。

これまでも同じですが、自分が責任を持って発言し、行動する、あるいは提案をしていくには、それらに高次の科学的な裏付けが必要ですし、そこに失敗も含めた経験があってこそ成り立っていくものです。

また、その科学的ひらめきを、本格的な発明、イノベーションへと発展させていくことが重要です。

しかし、今日という時代においては、大きなイノベーションへと発展していくようなテーマや課題を見つけることが難しくなっています。

実際には、そのようなテーマや課題は、それこそ山のように地域に転がっているのですが、それを見出すまでの眼力がないのでしょうか、そのような事例によく出会います。

それこそ、「真ダコ」から重要な科学や技術のテーマや課題を見出し、育てていく可能性があるのに、それになかなか気付かないのです。

すなわち、真ダコは真ダコ、どじょうはどじょうであって、それ以上でも、それ以下でもない、これが現実です。

なぜなら、真ダコから、そしてどじょうから、そこに内包された重要な法則性を、「鋭く大きな直観」で見出すことができないから、その芽をつかむことができないのです。

しかも、その訓練や修業さえしていないのですから、それでは、足下にある宝物を掘り出すことができないのです。

その点、こちらはマイクロバブルのおかげで実践的な経験が豊富ですから、その度に、現場で、鋭く大きな直観を発揮させることを鍛えざるをえませんでした。

なにせ、生き物を相手にしますので、それこそ、絶体絶命のピンチに出会おうことさえありました。

思えば、その経験が今に生きているのではないかと思っています。それを今こそ生かす天の時がきているように思います。

読者のみなさまにおかれましては、地域でなんとかしたい、あるいは企業において、このようにすることはできないか、あるいは、ここに困っているので何とか解決できないか、などの相談事がありましたら、遠慮なくお申し出ください。

みなさんの立場で可能な限りの解決策を見出していきたいと思っています。

さて、実験室の整理をしてから、何人かの先生方と懇談をさせていただきました。少ない予算がますます少なくなり、その上に仕事だけはどんどん増えているという話で弾みました。

また、「研究費がほしいのであれば、自分で確保しなさい」、このような世の中になっていますので、先生方は、そこで生きて、しかも打ち勝っていかねばならないという大変な時代なのです。

そこで、この外部資金確保の件についてはかなりの実績と経験がありますので、それを披露すると、これが、なかなか受けて、かなりの関心を集めたようでした。

その結果、いくつかの課題に挑戦し、共同作戦を描いていくことになりました。

このように、「本日はいくつかの重要な成果あり」という気分になり、料亭「梅の花」で豆腐料理を食べ、日出の「パニエ」では栗を使ったケーキを、手づくりパン屋の「ドルチェ」では焼きたての食パン1本を買って帰りました。

なんとなく、ゆかいな一日となりました。

つづく

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清楚な月見草の花が咲きました。筆者撮影。