「ゴールドクラウン」とは「金冠」のことです。これは、山口県岩国市にある村重酒造の銘柄に「金冠黒松」があり、それに因んで生まれた用語です。

以来、思わず金の冠を授けたくなる、そのようなセレンディピティが豊富な出来事に、これを使用することになりました。

まずは、その元祖の村重酒造の話ですが、今年も、モンドセレクション最高金賞を受賞し、ついに4連覇を果たしました。

サントリーの「ザ・プレミアム・モルツ」の3連覇を抜いた快挙であり、まさしく「ゴールドクラウン」に匹敵する出来事だと思います。

低迷の日本酒業界で、その暗闇のなかで一際輝く光になっています。この快挙を成し遂げ続けているのが、その大吟醸酒「錦」といえるでしょう。

天候や米作りの具合に左右されやすい日本酒づくりにおいて、世界一4連覇を果たしたのですから、立派なものです。並大抵の苦労では、この域に達することはできません。

そしてこれに貢献してきたマイクロバブル技術のノウハウもすばらしいと思います。

たしか、この最高金賞を最初にいただいた頃でしょうか、ある高専の先生のお母さんにおいて、すばらしいことが起こり、それも「ゴールドクラウン」に匹敵する出来事として紹介させていただいたことがあります。

これは、マイクロバブル入浴が開始されて2週間目に、動かなかった左の手の指が動き始めたという事例でした。

その後、彼女は、握力が戻り、今では元気に仕事をなされているそうです。

先日、このゴールドクラウンに相当すると思われることが私の目の前で起こりました。

その前日にYさんから電話がかかってきました。

「一度、そちらに伺いたいのですが、ご都合はいかがですか?」

「はい、それは可能ですが、いったいどうされたのですか」

このYさんは、6月に地元の高専で開催された第1回マイクロバブル技術セミナーに参加されていた方でした。

「手の指が動かなくなったのですが、これが何とかならないかと思いまして・・・・」

「それは大変ですね。マイクロバブル実験ができるようにしておきますので、どうぞお出でください」

その後、その指のことを詳しく聞いてみますと、それは腱鞘炎の一種で、別名「ばね指」とも呼ばれている症状でした。

「同じような事例は、これまでにありますか?」

「ありますよ。すぐに思い出せるのは、Tさんの事例です。Tさんは、ご自分で風呂に入ることができなかった方です。

マイクロバブル入浴でリハビリを行うことによって、独力で風呂に入れるようになったという感動的なことが起こりました。

その彼の指が、よく『ばね指』になり、困っておられました。

ふしぎなことに、彼の場合は、マイクロバブル風呂に入ると同時に、ばね指状態になり、それを風呂の中で解すことからリハビリが始まるとのことでした。

その後、指を揉んで解していくと、柔らかくなり、ばね指が解消すると説明されていました」

これは、入水の時点でのマイクロバブル刺激が、何らかの作用で指に及んだ結果と思われ、その後に、マイクロバブル特有の柔らかくするという現象が続いて起きたのだと思います。

つづく