鱧と人の比較

 鱧で明確な相異が生まれるのであれば、ヒトでも同じ効果が現われているのではないか。

この仮説が、本問題を解明する重要なヒントとなりました。

 獰猛な鱧が借りてきた猫のようにおとなしくなる、その原因を解明するために、漁師の証言を参考にしながら、2つの相反する現象を比較してみましょう。


イライラ獰猛鱧        ゆったり光マイクロバブル鱧 

●傷ついていない(すぐ死ぬ)  ○傷ついていない、傷が治る 

●腹を空かしている       ○満腹感があり、満たされる 

●攻撃性・噛みつく(恐れる)  ○安心して泳ぐ(安心立命)

●ストレスを感じる       ○海の中と同じでリラックス

●病気で痩せている       ○丸々太って健康的

●元気がない(尾ひれが寝る)  ○元気(尾ひれが立つ)

●皮膚の色艶が悪く、赤い    ○色つやがよく、黒い


 現象的には、両者において明らかな相異が認められます。それで

は、これを参考にしてヒトの場合も考えてみましょう。


  イライラ人間              ゆったりリラックス人間

●心身が傷ついている          ○健康で心身の痛みがない

●空腹だと怒りやすい          ○満腹だと満ち足りて怒らない

●欲や精神的歪が攻撃性の元       ○豊かさ、健やかさ、平和

●ストレス禍で苦しむ       ○リラックスを楽しむ

●病気で痩せ、悩み苦しむ     ○健康で人生を楽しむ

●元気がなく、暗い        ○元気にあふれ、明るい

●皮膚の色が悪い、カサカサ    ○皮膚が輝き、つやつや

 

   ほぼ同じような比較が可能で、現象的には大差がないように思われます。

 そこで、両者の身体的特徴を検討しますと、ともに脳と神経を保有し、皮膚も持っています。

 これに、光マイクロバブルの物理化学的特性が作用し、上記の比較においては、左の項目から右の項目へと移行する変化が起きたことが考えられます。

 幸い、鱧の心はわかりませんが、ヒトのことは自分で知覚、そして理解をすることができます。

 そこで、上記の右の項目について、「湯ったりーな昼神」の光マイクロバブル入浴の結果も踏まえて、より詳しい考察を試みることにしましょう。

 この考察、鱧とヒトに関する比較マイクロバブル学ともいえそうで、楽しい頭の体操になるような気がしています。

ついでに、これから本格的な鱧料理の季節になります。上記の周南市の鮨屋(正喜越)では、それが名物料理になっています。

とくに、鱧の「しゃぶしゃぶ料理」は最高で、冬の河豚にも対抗できるすぐれものです。

因みに、光マイクロバブル水槽の鱧、それを料理するときに元気がよく、暴れて困ると、この鮨屋のご主人が言われていました。

もちろん、リラックス鱧の味もよいそうで、イライラ鱧とは大きく異なるようで、私は、いつも前者の鱧を賞味させていただいております(つづく)。


hamo
  光マイクロバブルが供給されている鱧(尾びれが立ってゆったり泳いでいる)