本日は、緊急の用事で大牟田市に行きました。この23年、有明海の水質浄化実

  験を行うために頻繁に訪れた所です。比較的に朝早く出かけましたので、懸案の仕

  事も順調に進み、昼食には少し遅い時間となりましたが、そのすべてを終えること

  ができました。 

  そこで、現地実験の後に必ずといってよいほど通った鰻料理店の「山座子(さん

ざし)」を久しぶりに訪ねました。ここの鰻料理は、「蒸籠蒸し」ですが、関東の

それとは違って、鰻に垂れを付けて焼き、それを蒸して出すところに特徴がありま

す。近くに鰻料理で有名な柳川がありますが、こことの違いは、同じ料理法ではあ

りますが、柳川の方が鰻が柔らかく、私は、この大牟田の少し硬めの蒸籠蒸し鰻の

方が好きです。

  この鰻を賞味する利点は、それが無条件においしいことのほかに、食後に元気が

出て、それが何時間も持続することにあり、現在も、その「元気出力」の状態で本

ブログを書いています。

さて、主題の「光マイクロバブル」の話に戻りましょう。前回は、少し後ろ向きの

  話を述べてしまいましたが、それは、あまり主要な話ではありません。この主題に

  ついては、もっと重要で、みなさんを圧倒的に明るくする話をする必要があると

  思っています。

  本稿では、光マイクロバブルに関する第2の問題として、なぜ、「みんなで光マイ

  クロバブルを観る会」の開催を思いついたかについて述べさせていただきます。

そこで、読者のみなさんにとって、可能なかぎりの「リアリティー」をお届けする

  ために、私が2008328日に、ブレイクスルー技術研究所の所員と友人のみなさん

  に出させていただいたメールの文章を、そのまま紹介させていただきます。いま読

  み返してみますと、少し説明不足のところもありますが、その点はどうかご容赦く

  ださい。

  また、この朝は少々高ぶっていたようで、このメールのタイトルは「110年前の発

  見」としていました。

 

    阿智村では、ご苦労様でした。いつも吃驚の連続ですが、今回は、忘れることが

  できないことが起きました。もしかして、人生最高のものになるかもしれませんと

  いう予感を覚えています。

  また、その最高のものを共有できたことも特筆されます。これまでは、いつも一

  人でしたが、今回は複数になりました。これも重大な変化です。それにしても、ど

  うなるのでしょうか。思いを馳せても、なかなか想像できません。それだけ、巨大

  で「本質的な出来事」だったような気がしています。

  その翌日(325日)の早朝、たしか5時ごろでしたが、目が覚めて最初に思い浮

かべたのが、「110年前の出来事」でした。もちろん、そのシーンを実際に見ること

は不可能ですので、私の場合は、その「映画のシーン」を思い浮かべたわけです。

  それは、イギリスの有名な科学者ケルビン卿が旅行で、その主人公のところに立

ち寄ったシーンですが、かれは、もうすぐ正月だというお祝いの言葉と同時に、そ

の発見に対しても心からの祝辞を述べて立ち去ります。もちろん、その発見物が

光っていたことを確認した後の祝辞でした。そのケルビン卿の言葉は、次のようで

した。

  「この発見で、世界が変わる!」

  これは、雨漏りのする実験室で血のにじむような実験を約5年も繰り返し、数千回 

の分析実験を繰り返した後の発見でしたから、それは、まさに「ブレイクスルー」

による科学的発見でした。

  しかも、二人は、その実験を終えた最後のところで、あまりにも疲れたためか、

実験室で寝込んでしまいます。

  そして、目覚めたときに、最後の分析物が入っているビーカーをみて、そこに何

  もなかったので、すっかり落胆してしまいます。

  そのなかに、「光る固形物がある」と思いこんでいたのです。しかし、その目覚

めの後の観察では、それを認めることができずに、落胆してしまったのです。悲嘆

にくれ、この間の実験は何だったのかと思いながら正月の準備をするために家に帰

りますが、二人とも心は虚ろのままでした。

  そして落胆のうちに、子供と一緒に寝込んだ夫人は、夜中に目を覚まします。目

覚めると、はっと気づきます。

「もしや?」と思い、夫と大学の実験室に向かい、ドアの鍵を開けようとします

  が、慌てているためになかなか開きません。

  その時、夫が先に気づき、ドアの向こうを指さします。そこには、暗闇の中で煌

々と輝く光が放たれていたのです。

  急いで、その光る物質を探しに行きますが、それは、ビーカーの底にあった、わ

ずかな「染み」から発せられたものでした。昼間では、固形物があると思いこみ、

その「染み」を見逃していたのです。

  その光を観察しながら、その思い込みにも気がつきますが、その科学的発見に

よって、体の奥底から喜びが湧いてきます。最高に喜びを噛みしめた感激のシーン

です。これが思い浮かべた映画のシーンであり、「110年前の出来事」でした(つづ
  く)。

Ca370004

山座子(さんざし)の鰻蒸籠蒸し