岡庭村長との学会誌対談を終え、予定の時間が余ったので、いろいろなことを話

し合いました。昨日は、テレビで村議会が中継されていましたので、まずは、次の

内容が話題になりました。

ある議員が、副村長(昔でいう助役)をポストを設けたらどうかと質問したのです

が、それに対し、岡庭村長は、従来と同じで、現時点においても、その姿勢は変わ

らないと、さらり、その質問をかわしていました。その議員も負けてはおらず、さら

に、しつこく次のように質問しました。

「いくら、村長がマイクロ・ナノバブルで元気になったといっても、やはり補佐がい

るのではないか」

このとき、議場で笑いが起こりましたが、村長の再答弁には何の変化もありませ

んでした。しかし、村長がマイクロ・ナノバブルで元気になったことが、議場で取り上

げられるようにまでになったことは非常によいことだと思いました。

次に、阿智村の70%の方が年収二百万円以下という問題に移りました。この事

情を聞くと、昔は都会で若者が失敗しても、故郷に帰ればなんとか食うことはでき

た、ところが、いまは、その故郷が崩壊しているので、帰ろうと思っても帰れない、そ

れが大きな問題である、このように話し始めました。

そこで、この年収をせめて倍加し、村を豊かにする、この解決策はあるのか、その

話になりました。これまでは、企業誘致という考えもありましたが、村の現実を根本

的に変えるには至らない、そうであれば、自立的に経済の活性化、つまりは新しい

農業の活性化を実現させる有効な方法はありうるか、ここに議論が進展して行きま

した。

つまりは、新たな収益性を生み出す、農業イノベーション、それを実現するVB(ベ

ンチャービジネス)の創生が可能か、これについて、私は、次のような意見を述べま

した。

マイクロ・ナノバブル技術を有効利用すると、それは可能になるかもしれません。

小さくてもよいから、その試験プラントをすぐにつくることを検討してみましょうか。

なにせ、ここには誰にも負けない、水と空気がありますので、それにマイクロ・ナノ

バブル技術が組み合わされると、大変強力なものが生み出される可能性がありま

す。すでに、そのための重要な実験も開始しています。

こういうと岡庭村長の目が輝き始めました。

この夏から、阿智村の農業関係者のみなさまとも協議を進めることになりました。

これは、昼神温泉学、元気高齢者づくりに加えて、ブレイクスルー技術研究所阿智

における重要な取り組みになる可能性が生まれてきました。

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