今日は、Kさんのマイクロバブル入浴開始36日目の挑戦を紹介します。

Kさんはダイバーですから、ゴムのウエットスーツを着用しないで潜ることはでき

ません。加齢とともに、この着用による発疹が出て、それが治らないようになって

いました。

しかし、マイクロバブルは、その発疹を見事に消しましたが、その状態から、発

疹が再発するかどうかについては不明のままでした。

そこで、好奇心旺盛なKさんですから、このスーツを着て10日間の再発実験が

行われました。もちろん、旅先ですので、マイクロバブル発生装置を、そこに持っ

ていくわけにはいきません。つまり、マイクロバブルなしで、10日間着用し続けた

らどうなるかを試したのです。

結果は、期待に反して、以前ほど重くはありませんが、軽い発疹が出てきまし

た。これは、ゴムの皮膚刺激を撃退するまでの身体には至っていなかったことを

意味しますが、それが軽かったことは、その防御機能が一定程度働いていたと

もいえ、ここにマイクロバブルの「善戦している姿」が垣間見えます。

しかし、発疹の痒さは体験してみないとわかりません。その仕事が終わって、

すぐにマイクロバブル風呂に入りました。その二日目から、「じゅくじゅく」してい

た発疹が乾きはじめ、三日目にはほとんど回復しました。

この実験で、Kさんは、さらに自信を深めました。60歳を過ぎ、仕事とはいえ、

ゴムのスーツを着て潜れれば潜るほど、身体中に発疹が出てくることを覚悟し

なければならなかったのに、しかも、一端発疹がでれば、それが簡単に治らな

い、我慢をして耐えなければならなっかたのに、それとは異なる事態が生まれ

たからでした。

つまり、マイクロバブル入浴で、その窮状を回避することができるかもしれない

ことを体験的に理解したからです。

当然のことながら、今度は、マイクロバブル風呂に入り続けながら潜ったらどう

なるか、これを試してみようと思うようになりました。ここで、「持ち運びが可能な

装置があるとよい」、あるいは、「マイクロバブル入浴が可能なホテルが近くにあ

るとよい」という要望が自然に生まれてきます。

現に、あるプロ野球選手は、自宅用と遠征用の2つを駆使しています。その遠

征先でも、知り合いの中でちょっとした話題にもなっているそうです。

これをもっと容易にするには、さらに小型化、軽量化が必要であり、これも、そう

遅くない時期に実現したいと思っています。

そこでKさんの話に戻りますが、彼のマイクロバブル入浴は、この実験によって、

「受容」から「積極的挑戦の道具」へと変化していきました。自分の「弱い」ところを

カバーできる「頼れるやつ」に変身していったのです。これで、マイクロバブルの虜

(とりこ)が、さらに、「虜」になっていきました。

みなさん、私も同じ思いですが、マイクロバブルが「頼れるやつ」になったという

「気持ち」が、お分かりになりますか? じつは、「マイクロバブル人(びと)」になる

ということは、この絶対的な「信頼」の気持ちを、「自らの心に宿す」ことであるよう

に思われます。

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