本日は、福島県会津若松市の会津大学で日本混相流学会年会に朝から参加し
ていました。学会のプログラムでは、朝から「マイクロバブル」セッションがあり、多
数の講演発表がなされ、そのなかの一つが、私の研究室の高専専攻科生のK君
であり、大学の先生や大学院生のいるなかで、なかなか健闘していました。
会場は、予想通り100名以上が集まり、後ろでは立ち見も出るほどで、非常に活
発な討論がなされました。
全体の印象では、マイクロバブル研究がかなり進展してきて、きちんとした報告が
多かったように思いました。これは、マイクロバブル研究が着実に進展している証
拠であり、逆にいえば、その継続の中で、単発的な息の短い研究は、しだいに減少
していることが起こっているようです。
なかなか立派な講演が多かったので、私も張り切って数多くの質問やコメントを述
べさせていただきました。
昨日も触れましたが、この学会を例にしても、数年前は私どもだけであった学会
が、いまでは多数の方々がマイクロバブルを研究するようになってきたのですか
ら、少しオーバーにいえば、マイクロバブル学会といっても過言でないほどに盛況
になりました。大きな流れができたことは間違いありません。これは私にとって、とて
もうれしいことで、中国の魯迅がいった有名な次の言葉を思い出します。
「人が歩けば道となる」
どうやら、この学会では、この言葉の通りが起こったようです。
明日は、私が担当する委員会が企画したセッションがあり、私を含めて6名の連
続キーノート講演がなされます。これから、私も、その準備を行います。おそらく、本
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