㈱APJの山根さんから、マイクロバブル野菜が届きました。この数日来、豪華な野

菜生活が再開されています。

今回の野菜には、トマト、白菜、ネギ、ピーマンなど、新しいものも含まれていまし

た。まずは、それらの食後感想を述べさせていただきます。

最初はネギです。これは、私の誕生日のお祝いだといわれていましたので、格別

のことがあるのだろうと予測していましたが、まさに、その通りでした。

マイクロバブル野菜の特徴は、1)自然の味がする、2)柔らかくて弾力性がある、

3)感激するような味の良さがある、4)新鮮で通常の野菜よりも約2倍長持ちする、

5)野菜だけで満足できるので他の食物を食べなくてよい、6)野菜を煮た汁が吃驚

するほどおいしい、などにあります。

その結果、マイクロバブル育ちでない野菜を食べなくなり、食べても美味しくない

ので、その「違い」が明確になります。

先日、良い水で育ったと謳われた「チンゲンサイ」を買ってきたというので、これ

を、お湯で温めて食べてみましたが、その一口で、マイクロバブル育ちのチンゲン

サイとは違うことがわかりました。

なぜ、このような違いがあるのだろうか、ここに科学のメスを入れて解明するヒン

トをいただきました。

さて、そのネギの話ですが、これにも感激しました。その味において、しなやかな

粘っこい味がし、それでやわらかい弾力性がなんともいえず、そして味の最後に

は、甘いという独特の味が出現しました。上品で、自然の味といいましょうか、最高

の味だと思いました。これは白根の方の味で、上部の緑の部分は、張りがあってや

わらかいといいましょうか、これを雑炊にパラパラと降りかけ、さらに、しなやかにし

て食べましたが、この新鮮な美味しさにも感激しました。

このように、その味において大きな違いが出てくるマイクロバブル野菜について、

その本格的な原因究明が必要と考え、すでに、㈱APJの山根さんの協力も得て、そ

の実験を開始しています。

その一部は、今年の日本混相流学会のリエゾン特別セッションにおいて、山根さ

ん自身によって明らかにされました。それは、私どもが山根さんの野菜工場で撮影

したものですが、マイクロバブル野菜と「そうでないもの」とでは、その細胞数が格

段に違うことが判明しました。

前者では、ぎっしりと細かい細胞が形成されているのに対し、後者では、細胞が

大きく、数が少ないという特徴が明らかになりました。もちろん、前者は水耕栽培

で、後者は土栽培です。従来より、水耕栽培は、味が薄く、美味しくないという意見

が一部にありましたが、今回の結果は、それとはまったく反対のことを示したという

ことになります。

細胞数は、植物成長の基本の問題といえますので、マイクロバブル野菜は、その

細胞増殖を繰り返しながら成長を実現させているということになります。これは、生

物が育つときの特徴であり、若いカキ、若い鳥など、若いものが美味しいのは、そ

のためだと思われますが、それが、このマイクロバブル野菜にも当てはまるという

ことになります。つまり、通常の野菜においては、ある意味での「発育不足」がある

という指摘が可能になります。背丈は大きくても、それを構成する細胞において十

分な生育をしていないのではないかという視点が明らかになりました。

こう考えますと、現代人は、美味しい野菜の味をしらない、あるいは忘れてしまっ

ているのではないかとさえ、いえるような状況があるような気がします。また、野菜

を食べて元気になる、この当たり前のことが、なかなか難しくなってきている、この

深刻さにも気付いてしまうことになります。

山根さんの野菜を食べる「野菜生活」を続けると、体調がすこぶる良くなることが

実感できますので、その一部をある方に送付させていただきました。この方は、大

変大きな病気を患っておられる方でしたが、その方から、「とても美味しくて感激し

た。このような美味しい野菜があることを知らなかった」という感激の電話での感想

とお礼をいただいたと聞いています。

この野菜革命による「野菜生活」、これは「本物である」と思っています。

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