「先生、痛い指が治りました」

 私の目の前にいた仙台から来た社長さんが、突然、うれしそ

うにいってきました。

 よく見ると、その指をしきりに動かしていました。

 「いったい、その指は、どうされたのですか?」

 「じつは、若い社員の前で、俺にやらせろと、ある工具を使っ

て物を回そうとしたのですが、そのときに、親指の下のところ

の筋を痛めてしまい、これが痛くてたまりませんでした。若い

人の前ですから、痛いともいえず、ばかなことをしたと思ってい

ました。その激痛が、うそのように消えてしまいました」

 その社長さんは、うれしそうに、その指を何度も動かしなが

ら、私に何度も語りかけてきたのです。

 「よかったですね。この結果を若い社員のみなさんに、また

報告できますね」

 おそらく、この社長さんにとっては、一生忘れることができな

い出来事になったと思われます。

 このマイクロバブル温泉における抜群の血流促進の効果が

このような激痛を解消させたのではないかと思われますが、

私は、今回のマイクロバブル温泉水における実験結果におい

て思い当たるような結果が出ていましたので、「やはり、そう

か」という思いを改めて強めることができました。

 この話を聞きながらも、他のみなさんは、「観えた」、「すご

い」という歓声をいくつもあげられていました。

 私は、その一人の方に注目しました。「どうですか?」と尋ね

てみました。

 「よく観えます。これはすごいですね」

 私が、「おやっ!」と思ったのは、その方が光マイクロバブル

を観ている場所の問題でした。かれが観える、観えるといいな

がら観ていたのは、マイクロバブル発生装置のすぐ前だった

のです。

 これを見て、私は「もしや」と思いましたが、その「ひらめき」

通りのことが起きました。今度は、私自身が吃驚したのです。

 「やはり、そうか、無数の光マイクロバブルの生みの親は、マ

イクロバブル発生装置であった」

 マイクロバブル発生装置から、無数に噴出される「光の束」

を観て、私は、こう思いました。この光の束を観ながら、そこに

手をかざして、マイクロバブルが目の前にくるようにすると、目

の前は光マイクロバブルだらけになり、きらきら輝く光の粒だら

けとなりました。

 こうして、光マイクロバブルを観る会で、私自身が新たな発

見をさせていただき、私にとっても貴重な体験的学習となりま

した。

 こうして、みなさんとともに大変楽しい一時を過ごすことがで

きましたが、私にとっても忘れられない夜となりました。

 末筆ですが、この会のために、定休日にも関わらず、わざわ

ざ風呂を開けていただき、この取り組みに協力してくださった

「湯ったりーな昼神」の水上宗光理事長に深く感謝申し上げま

す。

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