加圧溶解式で「マイクロバブル」とやらを発生させる原理は、

以下のようなものです。

 液体中に圧力を加えて空気を強制的に押し込み溶け込ませ

ます。その後、圧力を急激に低くしますと、液体中から空気が

気泡となって現われてきます。その様は、ビールやサイダーの

栓を抜いたときに出てくる泡と同じです。

 これが「ミルクのように白い泡」と呼ばれるようになりました。

また、一部には「高濃度マイクロバブル」とも呼ばれているよう

です。「やはり、泡は白くないと泡ではありません」、「見た目に

白くないと消費者に理解されません」、以前に、このような意

見をずいぶん聞いたことがあります。

 また、このようなお風呂にずいぶん高額のお金を払って入ら

れている方もいるようです。

 私は、以前から、そのような「白い泡」に惑わされてはいけま

せんよということを繰り返し発言してきました。同時に、自分で

も、その発言に責任を持つために、この「白い泡」について詳

しく調べてきました。

 以下は、そのまとめですが、超高速旋回式とは明らかに異

なる性質を有しています。

 ①発生した気泡径の大半は数十マイクロメートル(50~60マ

イクロメートル)以上の気泡が多い。これが白く見えるのであ

り、それよりも小さい気泡が白く見えるわけではない。ちなみ

に、超高速旋回式で発生したマイクロバブルは、ほとんど透明

で白くは見えません。強力な光を当ててようやく白く見えます。

加圧溶解式では光を当てなくても白く見えるのですから、その

気泡が大きくて白く見えることは自明のはずですが、それも理

解されずに、「泡は白い」という固定観念に惑わされてしまった

ということでしょうか。「固定観念」とは怖いものです。

 ②負電位の値が非常に低いところに留まっています。超高

速旋回式の場合、その気泡径が40マイクロメートルよりも小さ

くなると負電位が急激に高まりますが、上記のように「白い

泡」は、数十マイクロメートルの泡が多いので、その電位も低

くほとんど零に近い値となります。これが、洗浄能力に影響

を与えることは確かで、体毛や髪の毛にも付着しにくいこと

は明らかです。

 ③マイクロバブル水は酸性化されます。空気中に含まれる

二酸化炭素を強制的に混入させるからで、これによって酸化

作用が促進されることになります。当然のことながら、酸化還

元電位はプラス側を示すことになります。

 ④皮膚表面の血流促進はまったく起こりません。したがっ

て、血流促進に伴う生理活性は何も起こらないと推測すること

ができます。

 以上のように、加圧溶解式で生まれた「マイクロバブル」は、

超高速旋回式のそれと明らかな相違を示します。

 それにも関わらず、加圧溶解式に拘るのはなぜでしょうか。

 それにも確かな理由があるはずです。

 
J0405274