飯田からタクシーで19時過ぎに昼神温泉鶴巻壮に到着しました。すぐに夕食
を終え、湯ったりーな昼神のマイクロバブル温泉に入りました。10月に訪れた
ときは、ここが改修工事で入れませんでしたので、じつに数か月ぶりの入浴と
なりました。
露天風呂に一人入ると、湯客は私だけ、外は時雨の雨、それでも湯温と気
温の差が大きく、湯気がたちこめて少し先が見えないほどでした。
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マイクロバブル露天風呂に足を入れた。
「おやっ!いつもとちがう」
「これは何であろうか?」
冬場であるから、少し温度を高くしているのであろう。それにしても何かが違
う。こう思いながら、静かにお湯の中に身体全体を沈めた。
足先と手が冷えていたので、まず、そこがすぐに熱くなり、すこしジンジンして
きた。身体の皮膚表面がやや痒くなり、その患部を軽くかく動作が自然に出て
きた。これらはいつもと同じである。
今夜は、霧雨の露天風呂、お客も少なく、久しぶりの入浴刺激からやや落ち
つくと、自然に感傷に浸る気分が湧いてきた。
「秋もいよいよ深まってきた。こうして静かに温泉に浸かるのも久しぶりのこ
とだ。そういえば、1年前の今頃は、名古屋大学で開催された第3回マイクロ・
ナノバブル技術シンポジウムの準備をしていたころで、とても忙しかった。あれ
から、早いもので、もう1年が経過したのか。振り返れば、いろいろなことがあっ
た」
足をお湯に浸けながら、肩には冷たい霧雨が静かに降りかかっていた。
そして1時間半、今夜も長湯となったが、そのお湯になれた頃に、例の「ここ
ちよさ」を感じるようになった。やはり、少し疲れていたのであろうか。身体の
具合によっても、マイクロバブル風呂の感触が違うことを知った。
しかし、部屋に帰ってからも、身体が温かく、その爽快さと身体の軽さについ
てはいつもと同じ具合あり、今回は、少し早めの健康改善を自覚したように思
えた。
明日は、全国から、高専の先生方が集まり、とても賑やかになりそうだ。
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