広島で、久しぶりに大学時代の同級生に電話し、いま会えるかと聞くと、昼休み
は大丈夫だ、一緒に弁当を食べようということになり、私は駅で「あなご弁当」を
買ってそのM君のところに行きました。かれは、忙しい中、快く迎えてくれました。
それから、互いに大学生の気分で意見交換、わずか40分ほどでしたが、いろい
ろなことを楽しく話しました。
かれは、その建設コンサルタントに初めて大卒として入社し、その会社の若き
エースとして活躍され、その後も会社を支えるスタッフとして重要な役割をはたして
きたようです。このような彼ですから、元気で景気の良い話が好きで、その意味で
は私と話の波長がよく合う貴重な友人の一人といえます。
私に会った時の彼の口癖が、歳を重ねると落ちてくる体力を感じて、「そろそろマ
イクロバブルのお世話にならなければならない」というフレーズです。
彼には、広島のカキ養殖の改善研究において、少なくない支援を受けました。ま
た、その研究成果を発表する講演会を地元広島で開催した時もお世話になりまし
た。
当時は、まだマイクロバブル研究が始まったばかりでしたが、満員の会場で、ま
ず彼が主催者として挨拶し、その後に私が講演するという方式で2回の講演会を
成功させたことを思い出します。
彼は、学生時代に貧乏学生でしたが、とても明るく、ワンダーフォーゲル部で大活
躍、駅伝大会では2区間を走る兵でした。また、人間らしい恋愛もしていて、広島人
らしい賑やかな気質を有していました。
帰りには、わざわざ、ついでだからと車で広島産業会館まで送っていただきました
が、大変楽しい一時でした。
同級生よ、この厳しい世の中で、もっともっと活躍されることを期待します。
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