昨日は、急遽上京して、企業の方と面談してきました。マイクロバブル技術をどの

ように理解していただき、現場でそれを適用できるようにしていくか、この課題が問

われているようです。

 このブログのおかげでしょうか。私が動くと、その先々で波紋が生まれるようで

す。

 さて、昨日は久しぶりに、面会までに少し時間がありましたので、浜松町の駅の

構内でお決まりのコースを過ごしました。

 まず、大きな本屋があります。「談」というところですが、ここで、どのような本が出

ているか、これを探しながら考えるのが好きです。NHKの篤姫の影響でしょうか、

小松帯刀の本が出ていました。表紙の写真からして大変立派な若者の顔をしてい

ましたが、このような若者が活躍した時代だったのですね。

 今の時代も、彼らの時代に劣らない激動を呈してきていますので、その若者が活

躍することが期待されます。

 次に、専門書のコーナーに行きましたが、ここでは、拙著の『マイクロバブルのす

べて』を探しました。しかし、いつもはあるにも関わらず、どこにもなく、嬉しいやら、

悲しいやらでした。2年半前の出版ですが、いまだに、アマゾンランキングにおいて

は、高位を占めることもあり、よく読まれていることに感謝しています。このブログの

目的もそうですが、マイクロバブル技術の正しい普及がなされることが最も大切な

ことです。

 マイクロバブル技術は、その凄さのために、何か特別のことと考えられがちです

が、それが自然に普及するとともに、当然のこと、つまり、「非常識」が「常識」に変

化していくものと思われます。これもよくあることですが、後で振り返ると、物事の

真実がよく理解できることがあります。それはマイクロバブル技術においても当

てはまることのような気がしています。

 それから、本屋の横にある喫茶店にいき、いつもの構内フロアに向いた席に座

り、おいしい珈琲を飲みながら、メイルを読み、返事を書きました。

 さて、昼は何にしようか、それを考えていましたが、久しぶりにトンカツが食べたく

なり、地下にある「竹はし」に行きました。ここも何度か通ったことがあるトンカツ屋

でした。日頃はめったに食べないのですが、東京にくると、食べたくなる、それが私

の場合はトンカツなのです。やはり、東京のトンカツは美味しいように思います。

 私は、メニューを見ながら、特選ヒレカツ1400円を頼みました。座った席がレジの

すぐそばでしたので、満員のお客さんが帰るときにお金を支払いますが、それが

ほとんど800円前後でした。不況のせいでしょうか、1000円を超えるものはまったく

ありませんので、そのうちなんだか場違いの注文をしたかと少し恥ずかしくなってき

ました。こちらは、久しぶりの「竹はし」のトンカツだからと思って一番高いものを注

文したのですが、どうやら、それが時の流れには逆らっていたようで、少し反省しま

した。

 そう思いながらいただいたのですが、そのトンカツの味は美味しいものでした。不

況は、トンカツにも現われている、そのような光景を目にした昼の一時でした。

 マイクロバブルで「バブル景気」再来、いよいよこの課題を実現させ、みなさんに

1000円程度のトンカツを食べていただくようにしなければならない、そう思いまし

た。

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