本ブログを書き始めた動機のひとつに、「マイクロバブル」を、いかに時代と同調

させるかという「問題意識」を抱き始めたことがありました。これは、「マイクロバブ

ル技術」を「ブレイクスルー技術」へと本質的に発展させる課題でもあり、そのことを

必死になって考えてきました。

 また、先行的に、この課題を追求するために、ブレイクスルー技術研究所(現在

は、日本高専学会内の組織)を2007年9月に創設しました。この設立も、じっくり考

え抜いた末のことでもあり、結果として非常にタイムリーな設立になりました。

 なぜなら、ブレイクスルー技術は、それをストレートに追求する核となるべき「ブレ

イクスルー技術研究所」でしか実現できないことであることを理解し始めたからであ

り、それはある意味で当然のことでした。

 しかし、その当たり前のことがなかなかできないのが世の常であり、私も、それが

できてみて初めて理解するということになりました。ところが、世の中とは面白いも

ので、この研究所ができて約半年後に、「ブレイクスルー技術研究所阿智」という研

究所の支所が、看板と建物付きで先にできてしまいました。これには、長野県阿智

村の岡庭村長ほかのみなさんの協力と支援がありました。ブレイクスルー技術研

究所本体には看板も部屋もないのですが、本体よりも支所の方が先ということも非

常にユニークな形態といえます。

 同時に、それは、VB(ベンチャービジネス企業)である㈱ナノプラネット研究所と

㈱ナノプラネットを支援する取り組みを行って、ビジネスとは何かをより身近な問題

として理解し始めたことにも似ていました。前者は、マイクロバブルの商品開発を行

う会社であり、今年で5年目、後者は、その商品を販売する会社であり、3年目にな

ります。簡単にいえば、ビジネスは、それを経験しない限り、その重要な問題を理解

することができないということであり、しかも、それにおいては自前であることが非常

に大切であることも深く理解させていただきました。

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