昨夜は、身体が冷えたのでしょうか、咳が止まらなくなり、少し苦しい思

いをしました。気分が晴れず、どうしようかと思っていましたが、こんな気

分の時は、「寅さん」を観るに限ると思い、「寅次郎ハイビスカスの花」を

選びました。何度観ても、すばらしい映画ですが、病人の「松岡リリー」が

健康になりながら、大変な美人に変化していく様子が見事でした。リリー

さんは、沖縄という南の地から北は北海道まで、ふしぎにもその土地に

合う俳優であることが不思議ですね。

 そして、この映画のラストシーンが、最高の出来栄えです。

 「以前、お兄さんにお世話になったことがあるものですが」

 「こんないい女の世話をしたことはありませんが」

という、掛け合いの名セリフです。この二人して、この名セリフ、何百回

観ても、このやり取りには、格調の高さがありますね。おまけに、この名

セリフを言った後に、リリーが大きく「サングラス」を思わずはずすシーン

がありますが、これも、リアル感があって楽しいですね。

 その後も、この二人、旅先で大いに楽しんだことでしょう。

 さて、今朝は、北海道から3人のお客さんを迎え、共同研究の途中経

過を報告しました。どうやら、その成果を踏まえて北海道での現地実験

の可能性も出てきたようで、今年は、北海道の現地を訪れるようになる

かもしれません。

 現地実験の候補地は、世界遺産にも登録されているとのことで、その

環境改善が求められているとのことでした。

 こうなると、北海道のリリーを思い出します。山田洋次監督がなんとな

く一番うまく撮れたという作品です。この中で、北海道長万部の駅が出

てきますが、ここでカニ飯の駅弁を食べたために、とうとう寅さん一行

は、この長万部駅に野宿することになります。朝起きて、駅の広場にみ

な出てきますが、そこには広場があるだけです。私も、この駅から乗り

降りし、マイクロバブルによるホタテ養殖改善の研究に向かったことを

思い出します。

 この面談を終えて、身体が旅先で冷えないように準備をして昼過ぎ

に徳山を出発、今は、新幹線の車中で、まもなく岡山です。ここを経

由して、南風15号で高知を目指しています。

 この続きは、南風15号から、届けることにします。

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