M:未来予測では、博報堂の生活総合研究所によって発表されているものが優れ

ているようです。この広告会社には世界でも有数のデータベースがあり、それらの

情報を集めて、未来予測がなされています。

K:未来予測、「何年に何が起こる」というやつですね。

M:それをじっくり見てみました。たしかに、いろいろな情報を基礎にしてしっかりした

未来予測がなされていました。しかし、それらは、個別の専門の領域における延長

線上での予測であり、それで十分なのかという問題も感じました。これを縦糸の予

測と表現させていただくとしますと、将来には、何かをきっかけにして拡散的に横に

広がり、それが困難の解決に結びつく、そのようなことが考えられるわけですが、こ

れを含めて未来を予測することはなかなか簡単ではなく、今の程度のデータベース

力では無理なのかもしれませんね。

K:それは、そうでしょう。ところで、マイクロバブルで起きている本質現象とそれらの

未来予測との関係をどのように考えられたのですか。

M:それが一番重要な問題ですね。結論的にいえば、マイクロバブルで起こってい

る現象はやはり10年~30年早いように思っています。そうだとすると、マイクロバブ

ルは未来型、未来技術という特徴を有していることいなります。

K:そうでしょうね。未来に出てくるはずのものが、それよりも早く出てきているという

ことですね。これを実際に、国木田独歩や芥川龍之介が目にして、そして体験した

ら、きっと吃驚したでしょうね。芥川龍之介がマイクロバブル入られて、「これはい

い!」といっている姿を思い浮かべるだけで痛快ですね。

M:世の中には、疲れをとりたい、身体を改善したいと願っている方が大勢おられま

す。芥川に代わって、マイクロバブルで、それを実現していただきたいですね。

K:マイクロバブル技術の成果が10年から30年早く出ているのとなると、それを受容

するといいますか、理解するのにも簡単ではなく時間がかかる問題といえますね。

M:ご指摘の通りです。これは、本質的現象がゆえに、さまざまな派生的現象も付随

させて、その受容が徐々に進行していくものと思っています。あせらず、おそれず、

そして自然に行われるのが一番良いと思っています。そして最後には、本物しか残

らない、これが世の試練、淘汰を受けるということだと思います。

K:そこにも厳しい現実があるということですね。

M:そうです。まず、マイクロバブルで何かもできるという風潮がありますが、そのよ

うなことは決してありません。むしろ、目標を設定して、それに、マイクロバブルが適

用できるかどうか、さらには目標を達成できるかどうかを問う、この姿こそ正常な姿

なのです。そうすることによって、マイクロバブルの力が確かめられることになりま

す。

J0401204