昨日は、講義、試験、会議、実験打ち合わせ、研究生の慰労会と大変めまぐるし

い一日でした。家に帰ったのは夜の9時過ぎ、黒澤明監督のアンコール映画を見た

いと思っていましたが、後ろ髪を引かれる思いで、それを諦めて,少し休憩してから

再び出かけることにしました。

 夜の10時に、国民宿舎「湯野荘」(山口県周南市湯野)の女湯が閉まるので、そ

の後でしたら視察を兼ねた入浴も可能という許可を得たので、そこに向かいまし

た。すでに、この女湯に入った方々から感想を聞いて、それが「なかなかよい」と

いうことでしたので、その訳を確かめる必要があると思っていました。

 この温泉用マイクロバブル設置場所は、露天ではなく、室内でしたので、マイクロ

バブル発生時の音の問題について慎重な対策を練って、従来よりも、その対策を

進化させた装置の開発を行っていました。つまり、音がうるさいという苦情が出たと

きには、それを軽減させる方法を準備していました。

 先ほどの紹介させていただいた女性の方々に、「音は、どうでしたか」と聞くと、

「そんなに気にならなかった」というので、この原因解明も行う予定でもありました。

 指定時刻の10時に到着し、㈱ナノプラネット研究所の社長と一緒に入浴させて

いただきました。マイクロバブル温泉への入浴は、昨年の昼神温泉「湯ったりーな

昼神」以来、久しぶりのことです。

 やはり、マイクロバブル温泉には、すぐに身体が反応します。マイクロバブルが

発生している前に座り、それを背中に当てるとすぐに、背中が少し痒くなりました。

血行が進むと、この若干の痒みを覚える現象が発生します。風呂の温度は、温め

ですので40℃前後で、41℃に調節された場合のよくある入浴時の熱刺激がありま

せんでした。ですから、その痒みは熱刺激によるものではありません。また、熱刺

激による痒みが、このように入ってすぐに感じたこともありません。

 さらに、この痒み現象を「湯ったりーな昼神」と比較しますと、どうも、これよりも早

く痒みを感じたので、「おや、これはちがう、なんであろうか?」という疑問が湧いて

きました。

 湯ったりーな昼神の水素イオン濃度はpH9.7ですが、ここは、pH9.3とより低いの

で、そのせいではないようで、これは、これからきちんと調べてみる価値がありそう

だと思いました。おそらく、温泉成分の何かがそうさせているはずで、それを念頭に

調査を行うことにしたいと思いました。

 そして風呂上がりについては、いつまでも温かく、肌のすべすべ感もよいようで、

この点は、先の女性入浴者の評価とも一致していました。また、就寝、寝起におい

ても、早く寝たいという気持ちが現われ、寝起き時には、より身体が軽く、寝起きの

尿の量についても、いつもより少ないようでした。

 わずか15分間の入浴でしたが、かなりの特徴を体感することができました。

 担当係の方に、「評判はどうですか?」と尋ねたところ、「かなりよいようです」とい

う返事が即座にありました。私も、この評価と同じでした。ここなら、車で30分のとこ

ろですので、頻繁に通うことができるのですが、今のところ女湯にしかなく、残念な

がら、そこに通うことはできません。近いうちに、男湯にも設置していただくことを切

に希望いたします。

 ところで、先述した音の問題ですが、以下の理由で、問題にはならなかったようで

す。

 ①マイクロバブル発生装置のすぐ横に、小さな滝のような水が流れる場所があ

り、その音がけっこう大きい。

 ②風呂全体の空調音が大きく、これによっても打ち消される。

 ③ポンプ圧力を所定の大きさに設定しることから、さほど音は大きくならない。

 そこで、マイクロバブルを最適に発生させる調整を再度行い、気持ちよく風呂を出

させていただきました。

 おかげで、帰りの車の中で風呂上りの冷たいお茶を美味しくいただきました。そ

のうち、ここでも、マイクロバブル温泉が、静かなブームを呼び起こすことになるで

しょう。

 そうなると、山口県周南市にとっても、小さくないトピックスになるのではないかと

思います。

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