第三回戦は,装置の問題でした.何を行うために,どうするか,3つのパターンを
提示して,マイクロバブル技術による「新しい酒造りの可能性」について提案させて
いただきました.これに対し,村重酒造側も,第一回戦,第2回戦の結果を踏まえ,
かなり検討をしてきていたようで,最後には,「社運を賭けて」という判断を示され,
最も充実した装置の導入を決められました.
結果的には,この選択が正しく,それが第四回戦の「W受賞(すでに何回か紹介し
ていますので,ここでは省略)」に連動していきました.当然のことながら,村重酒造
にとっては予想以上の勝利を修めたことになります.おそらく,これからの第五回戦
以降もしばらくは連戦連勝が続くと思います.そして,その結果が日本酒業界に少
なくない影響を与えていくことになると思いますので,「ゴールドクラウン」なのです.
もうひとつ重要なことは,この「ゴールドクラウン」の記事を書いていた時に,ドラマ
が起きました.この金冠は,少数の方々がかぶるものではなく,多くの方々がか
ぶってこそ本物であると,ロボコンの創始者である森政弘先生の言葉を引用させて
いただきました.万人に効果をもたらす「金的を射抜くこと」こそ本物なのです.
そしたら,高知からH先生が訪ねてこられ,マイクロバブル入浴2週間で,「お母さ
んの動かなかった指が動くようになった」という衝撃的な報告がもたらされました.
そして,そのことをブログに書いてくださいとも依頼され,これこそ「ゴールドクラウ
ン」であると思って,そのままを書かせていただきました.そして,このことがH先生
との連携の深い絆を築くことにもなりました.
また.この記事は当然のことながら,その後も反響があり,「この記事が一番良
い」といわれました.
このように,マイクロバブル技術の持つスケールは壮大なものであり,単なる技術
開発や組織に留まるものではないのです.それゆえに,ゴールドクラウンを多くの
人々にかぶっていただくことが可能になるのです.ここに,マイクロバブル技術の最
大の特徴があり,そのことに確固たる自信を持つ必要があります.
(この稿つづく)
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