M:この数年間における重要な課題は,①健康・医療,②食糧・バイオ,③水,④
環境・エネルギーの4つが考えられます.いずれも,わが国の基盤となる産業政策
と深く関係しますので,その視点からの理解も必要となります.
K:21世紀における人々の「ものづくり」と「生活」,「環境」における「キー・テクノロ
ジー」といえる様相ですね.
M:その「キー『鍵』」となる技術という意味は,2つあります.その第1は,それがな
くなったら中の水が出てしまう,つまり,「なくてはならないもの」という意味での「鍵」
ということと,もうひとつは,未来を先導するという意味での「鍵」という側面を有して
います.この両側面を有していますので,現実にすぐに役立ち,未来へと発展する
という特色を有することになります.
K:第1の健康医療の分野では,早くも長野県阿智村で,その成果が見え始めて
いますね.私も,どちらかといえば健康でない部類の人間ですから,あのマイクロバ
ブル入浴を体験して,その有効性を実感しています.
M:そうですね.個人の体験に基づいていうなら,私も,その有効性を実体験して
います.また,このブログにも登場したMさん,H先生のお母さん,周南市のTさんな
ど,驚くほどの進展がありますが,その背後には,少なくない事例が寄せられてい
ることもます.これらのを踏まえ,現場の温泉や病院の方々との協力の輪を広げて
いくことが大切だと思っています.
現代は,大変な「ストレス社会」です.それに加え,過去にない規模の世界恐慌が
さらに深まることで健康を損なう方々の数は飛躍的に増大していくことが予想され
ます.マイクロバブル技術は,その深化を防ぐ有効な手段の一つとして,その認知
度を増すとともに,その優れた利点を活かす分野がさらに拡大していくだろうと思っ
ています.健康の分野からアプローチできて,病気を未然に防ぐことができれば,し
かも,「ここちよく」それができるとするならば,こんなよいことはありません.
K:ヒトだけでなく,ペットの分野においても,この健康医療問題の研究が開始され
ましたね.
M:健康医療という側面から眺めますと,犬とヒトでは,その違いはほとんどありま
せん.毛が多い,少ないという問題がある程度ですが,犬には適用し易い利点が
あります.
K:ほう,それは何ですか?
M:それは簡単なことですが,犬の身体がヒトと比べて小さいということです.です
から,マイクロバブル効果も出やすいと考えられます.まもなく,その研究成果が
出始めますので,私も楽しみにしています.
K:ワンちゃんも,マイクロバブル入浴でご満悦,それから,毛も,マイクロバブル
洗浄できれいになるのですから,これは行けますね.
M:私も初めて,マイクロバブル入浴をしている犬を見ましたが,とても,目を「トロ
ン」とさせて,ここちよい顔をしていました.
(この稿つづく)
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