27日徳山始発の新幹線に乗り,名古屋経由で鈴鹿,松坂に向かいました.鈴鹿

では,鈴鹿高専の井上哲雄先生の紹介で温泉等を経営されている親子のみなさん

と,マイクロバブルの温泉利用や植物工場などの問題について話をしましたが,そ

れらのマイクロバブル技術について大変興味を持っていただきました.

 その後,井上先生の運転で松阪まで送っていただきました.松阪では,金型加工

などでは第一線のお仕事をなされているN電化産業のK社長に二回目の面談をさ

せていただきました.このKさんは,最近の私の仕事に大変興味を持たれていて,

まもなくの退任後は,私との共同研究に相当な意欲を示されていましたので,これ

また,容易ならざるうれしい事態になりそうです.この工場の敷地には,たくさんの

プラスチックドームの展示があり,これにはいろいろな可能性を予感しました.

 この会談を終え,㈱APJの山根社長,前志摩市長の竹内さんらと,松阪の有名な

ラーメン屋(不二屋)に行きました.来る時に,井上先生から,松阪は肉だけではな

い,ラーメンも美味しいところがあると聞かされていましたので,それをみなさんに

提案すると「行こう」ということになりました.私は,松阪ですから,牛肉ラーメンを頼

みましたが,肉もラーメンも美味しいものでした.また,このラーメン屋では,いっさ

いのアルコール類を販売しておらず,この健全さにも驚きました.

 また,このラーメン屋で出された水が大変美味しく,松阪は,肉(食べた事がな

い),ラーメンに続いて,水も美味しくて立派だと思いました.

 その後竹内さんが豊橋まで車で送ってくださるとのことで,その同乗者には,三菱

商事のYさんも加わり,車中話の花が咲きました.

 そのなかで,先のK社長の話が話題になりました.

 「先ほど,K社長は,社長を退任したら,私の助手になっていろいろ研究をしたい

と何度もいっていましたが,あれは本気なんでしょうね」

 「そうですよ,そうでないと何度もいいませんよ.なにせ大変な方ですから,三重

県の長者番付のトップを維持されてきたかたですから」

 こう竹内さんが返事をなされました.

 「そうであれば,本気だとしますと,私の助手は相当大変なのですが,それを覚

悟されているのでしょうね.そうなると私も大変なことになりそうです」

 こういうと車中のお二人は,とてもうれしそうに笑われていましたが,さてどうなる

のでしょうか.私も皆目予想がつきません.

 「私が,K社長のお好きなものを送って挑戦状をたたきつけたので,おそらく,そ

れに応えられたのかもしれません.なんとなく,生き生きわくわくの気分が湧いてき

ました.何といっても相手は,自ら助手を選んだのですから,このときばかりは,私

が教授でよかったなと思いました」

 たまには,教授であることも役に立つことがあるのですね.

                                         (この稿つづく)

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