全身ずぶ濡れになり,帰りを急ぐ車内では,「今度は,きっとよ
いことが起る!」などと,軽口をいっていました.すぐに,マイク
ロバブル風呂に入り,冷えた身体をほぐしました.
これで身体が回復し,ここちよく気分転換ができたと思い,研究
室に向かう前に電話をしようとして受話器のそばに行きました.
「なにやら,ファクシミリが届いているな」と思い,それを一瞥し
ました.
「そうか,先日依頼した試験の結果が送られてきたのか」と思い,
それをカバンに詰め込み,家から研究室に向かいました.研究室で
は,しばらく懸案の仕事をしていましたので,すっかり,そのファ
クシミリのことは忘れていました.
しばらくして,「そういえば,ファクシミリがきていたな」と思
い,それを取り出して調べてみました.
「えぇっと,これは何であろうか?」こう思いながら,それを調べ
てみて吃驚することになりました.私の予測は半分的中しました
が,残りの半分は,みごとに外れ,予想外の結果が得られていた
のです.
「もしかして?,やはり,そうだったのか! しかし,なぜ?」
この二つの思いが錯綜し,私の頭の中が相当混乱し始めました.
きっと,私の脳が,そのことを「記憶に留めさせよう」としむけた
のだと思います.
この混乱のおかげでしょうか,その時には,少し前の「ずぶ濡れ」
した時の「みじめな思い」も「強がり」も,どこかに吹き飛んでい
ました.事態は「地獄の底」から一転して「天国」にも相当する朗
報を得ることになり,文字通りの「プライムタイム」になっていた
のでした.
こうして,とてもめまぐるしい一日になりましたが,このような
ことはあるのですね.吃驚しました.
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その何かが、本日の「菊花賞」で降りてくれれば小生の財布も潤うのですが、発走まで6時間を切りました。ではでは。
その安易な閃(ひら)めきが、降りてきても、その程度のことに
しかなりません。閃きにもレベルがあり、その高度化が問題になります。それがないと、お金を得てしめしめと思うことはあっても、驚愕するような普遍的価値を見出すことはできません。それが本物かどうかは、徐々に解るもので、それをお金にたとえれば、そのレースで得た賞金が1万回連続で得られるようなものです。こうなると、もうそのようなことをする必要もなくなりますので、それでもよいということになります。あなたも、そのようなレースをしてみたらどうでしょうか。