私の学校でもインフルエンザが猛威をふるう兆しをみせています.目に見えない感染ですから,怖い話です.昨日も,ある学生が頭が痛いといって授業を休みましたので,これはインフルエンザに感染したなと学生たちと噂していました.

 ところが,今日になって,その学生が元気になって顔をみせているではありませんか,本人もてっきり観念しかかったそうですが,そうではなかったので,とても明るい表情になっていました.私も安心しました.

 先週は,東京に出張していましたが,その時にマイクロバブル装置を持っていかなかったので,たちまち疲れがたまり,帰ってから,その回復に少し時間がかかりました.合計3日間,マイクロバブルなしの生活でしたので,それが「なし,ある」では,ずいぶん異なることを出張の度に深く感じています.

 この疲れを取りながら,久しぶりに朝の散歩を再開することにしました.約3kmを30分余でウォーキングすることから始めています.少し継続して,体力強化を図りたいと思っています.

 さて,ホンジュンのことや「3i理論」について,いろいろな角度から考察を重ねてきました.これらは,「いかにしてブレイクスルーを起こすか」という問題でもあり,一方で,それが「いかに困難であるか」を考えることでもありました.

 ヒトはさまざまなものを過去と共に引き連れていますので,なかなか変われないものです.とくに,年を重ねてくると,その困難度は増すばかりになりますが,その代わりに分別も備わるようになりますので,徐々に粘り強く変わっていくことが大切です.

 年を重ねてからの緩やかな変革ですが,当の本人にとっては,それが「革命的」なものに感じてしまうほどに,リアルな場合もあります.

 私の場合,ブレイクスルーが起こったかどうかは後からわかるのですが,その最初は,広島カキ養殖に取り組んだときでした.マイクロバブル発生装置を造り,夢中でカキにそれを与えた,カキの成長促進を見出したときに,それを実感しました.

 以来,これと同じことがいくつも発生するようになり,以前に研究していた課題からマイクロバブルへの移行を実現することができました.この移行過程において,最初の方では,過去の研究に未練がありましが,それが進展する度に,その未練が薄くなっていきました.

 未練が薄れた理由は,代わりにマイクロバブルの魅力が増したからでした.ここには,明らかに「ブレイクスルー」を引き起こした実践がありました.大規模なブレイクスルーほど,それが何をもたらすかはなかなか予想がつかないので,それは後からしばらくして理解できるようになるような気がしています.

 ですから,その「第一歩の実践」が非常に重要なのです.運悪く,それがブレイクスルーに結び付かない場合もありますが,どこかで結び付く場合もあるので,それはやってみないとわからないことでもあります.

 その意味で,「『運がよけりゃ』のブレイクスルー」なのです.このフレーズは,映画マイフェアレディの主人公であるイライザの父親が唄った歌の中にありましたが,彼の運命も,ヒギンズ教授の紹介状で変わってしまい,この歌の通りになりました.

 まずは,「『運がよけりゃ』のブレイクスルー」,これでいくしかありませんね.これで,機会を増やし,結果的にセレンディピティを高めていくしかありませんね.

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 カッチーニの「アベマリア」を聴きながら,そのセレンディピティを考えてみてください.

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