本日は大晦日,1年を振り返るのには,もっともよい時期になりましたので,これから少し,その1年を振り返ることにしましょう.

 まず,2009年の年頭において,「ブレイクスルー元年」という年代認識が示されています.

 これは,2007年8月に,日本高専学会にブレイクスルー技術研究所が設置され,それに続いて,2008年5月に,ブレイクスルー技術研究所阿智が発足して,その活動が本格化することを目指す意図から生まれたものでした.

 ブレイクスルー技術とは,生活を一変させうるような根源的なイノベーション性を有する技術のことをいいます.

 誰しも,このような基本的性質を有する技術を開発したいと思うはずですが,それが容易でないこともみなさん,よくご存知のことと思われます.

 この技術開発においては,技術者や研究者自身が,自らのブレイクスルーを実現させることを不可欠とするという必要条件がまず問題になりました.

 まず,組織としてブレイクスルー技術を開発しようとすると,その前に,自らのブレイクスルーをしなければならない,これが必須となってしまい,それに苦しむことになります.

 幸いにも,私はマイクロバブル技術に関する長い開発経験があり,その修行を重ねてきましたが,他のブレイクスルー技術研究所のみんさんにとっては,これが本格的に問われることになりました.

 私は,じっと我慢して見守る,そして彼らは,苦難と涙の道を歩むことになりましたが,ようやく,そのブレイクスルーの山の入口に達したようで,まさに茨の連続でした.

 そして,肝心の私はどうか,これが一番問題でした.私も,彼らと同じ苦闘を繰り返し,どうやら,その一つの峰を超えることができたようです.とくに,8月以降は,その連続で,息つく間もないほどでした.

 これから,発表の準備を整えながら,それらを適宜明らかにさせていただき,来年は,彩り豊かな新しい旅路にしたいと思います.


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