津山での第2回環境エネルギープロジェクト会議が終わって,岡山で途中下車して「はっち」さんに面会しました.「はっち」さんとは,ブログ上の御名前のようですが,ここでは,その呼び名で通させていただきます.

 その彼との面会場所は駅前のホテルグランビアのロビーでした.昨日のブログ記事を約束の時間の15分前に書き上げ,その面会場所に着いたのは約5分前でした.

 面会場所のロビーは,人気がなく,簡単に待ち人を探せましたが,そこを見渡して,「あれっ!」と思いました.どこにいるのかなと思いながら見渡しました.

 それらしき人がソファーに座っておられたので,ちらっと顔を見ましたが,「どうも違うようだ」と思って,他を探しましたが,そのような方がいなかったので,もう一度振り返ると,「大成先生ですか?」と尋ねられました.

 「そうです」と答えて,互いを認識したのですが,まず,私がブログ上で拝見していた「はっち」さんとはずいぶん違うことに驚きました.

 めったに人を間違えることはない私ですが,その写真の印象とは異なっているご本人を前にして,「これは,いったいどうなっているのか」と思いました.

 今も,はっちさんのホームページに出されている御写真を拝見しましたが,これはどう考えても別人であり,私が見間違えたのも無理はないなと思いました.

 さて,なにがそうさせたのでしょうか.こう考えると,はっちさんが書かれているブログ「マイクロバブル入浴体験記」の67日間を想起せざるをえません.

 「かくも,マイクロバブルで若く変貌を遂げられているのか」と思うのと,その人柄の印象がまったく違うことにも考えを及ぼすことになりました.

 折しも,マイクロバブル入浴で顔が見事に変わるというトレースをしていたところでもあり,その事実を目のあたりにして吃驚したしだいです.まずは,その第一印象で吃驚しました.

 昼食を取りながら,二人の話が始まりました.はっちさんは,少し紅潮されていたようで,かなり大きな声でしゃべられ,周りにもよく響く声でした.二人とも,そんな事は気にならず,一気に盛り上がりました.

 まずは,はっちさんの切り出しです.

 「デイトレーダーという職業ですから,毎日じっとすわって,動くコンピュータの画面を眺め続けます.毎日この作業が重なってくると,大変なストレス過多になります」

 「そのため,そのストレス解消と健康の維持には,ずいぶん気を使ってきました.一日の仕事が終わると仲間のみなさんと毎日のように温泉に入りに行き,疲れをいやしてきました.飲み水にも気を使い,健康になれる水を探してきました」

 「そうですか,マイクロバブルとの出会いは,どのような具合でしたか?」

 「はい,仕事柄健康を維持することが大切ですので,そのような情報を探していました.とくに,温泉関係に注目していろいろ調べていたところ,ネットで先生の『旅日記』を見つけ出しました」

 「それはよかったですね.おかげさまでいろいろな方に読んでいただいております.たしか,はっちさんのブログで,その時の出会いのことが紹介されていますね」 

  「読んでいただけましたか.あの時は,こんなのものがあるのかと不思議に思う反面,それを理解したいという思いが入り混じって読み始めましたが,これが止められなくなって,とうとう朝の4時までかかって読んでしまいました」

 「そうでしたか,そういわれると私も長いブログを書き続けたかいがあったということですね.それにしても,朝までとはありがたいことですが,最近は,そのような方が徐々に増えているようです.それで,読後の感想はいかがでしたか?」

 「それまでは,よい温泉や水を探して,それで何とか疲れを癒そうと必死に思っていました.しかし,それだけでは何か不十分さを覚えていましたので,何かあるはずだと思って探していたところ,マイクロバブル博士の日記に出会い,私が求めていたのはこれだと思いました」

 「その決断の根拠は,どこにあったのでしょうか.マイクロバブルのことをよく知らない方が,その入浴装置(『光マイクロバブルB1,㈱ナノプラネット製』)を購入されるまでに至ることには非常に興味があります」

 「先生のブログ記事は,非常に長いですよね.あれは本5冊分に相当する分量です.あれだけ大量のもの書くとなるとなると,通常は,どこかに嘘があると,それが矛盾となって自然に出てきます.私も長い間,日記を書いてきましたので,そのことをよく理解しています」

 「ほう,そういうものですか」

 「ところが,先生の記事は,どこを読んでも嘘がない,ですからいくら矛盾を探そうと思っても,それが見つからないのです」

 「それはそうでしょう.嘘は絶対書かないように戒めていますので,それを書いたり,糊塗することがないように最大の配慮をしています」

 「そうでしょう.私も先生の記事を読んで,そう思いました.あれだけ,長く書き続けておられますので,嘘を書いていれば,どこかにその矛盾が出てくるはずですが,それがいくら探しても出てこない,これで信用する気持ちになりました」

 こう聞いて,咄嗟に,韓国歴史ドラマ映画の「ホジュン」における最後の方でいわれた次の「名セリフ」が思わず浮かんできました.

 「何事も正直であること,これが人生において信用を得る最短距離の方法である」

 「旅日記は,マイクロバブルのことを世の中のみなさんわかりやすく知っていただくために書き始めたものです.そのためには,マイクロバブルの知識を正しく知って理解していただくことが大切です.それを最優先していますので,嘘までついて書き,さらには矛盾を生み出すことなどは必要ないことなのです.そのことを理解していただいてありがたく思います」(つづく)

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