読者のみなさんには、ブログ更新ができずに申しわけなく思っています。

このところ、理由がわからないのですが、せっかく書き上げた記事が保存できない事態がよくあり、細心の注意を払い、その都度、できた分から保存を行うように配慮しています。

 この記事も一端書き上げたのですが、その保存に失敗し、結果的にすべてを書きなおすことになりました。

   本日は、昼前に作家のUさんと会い、その後(先日の視察以来)について歓談させていただきました。

 また、植物についても必要な意見交換をさせていただきました。

 午後からは、東工大のICIセンターで、高専機構・長岡技術科学大学主催の「先進技術説明会」が開催されました。

 この説明会の主旨は、高専と技術科学大学で開発された先進技術の成果を公表し、それらの実用化において企業のみなさんとのマッチングを行うことにありました。

 私は、次のような題目で発表させていただきました。 

 「マイクロバブルの生理活性を利用した健康・医療改善」

 これまで、この種のテーマで本格的な発表を行ったことはなく、これから力を入れていく分野と位置付けています。

 この講演を終えたときに、ちょっとしたハプニングが起こりました。私の講演した会場においては、私の講演の前に5人の講演がなされました。これらにおいては、その講演が終わっても、ほとんど目立った反応はありませんでした。

 ところが、私の講演が終わると、大変な拍手が起こり、当の私自身がそれに吃驚するほどでした。おかげで、参加者のみなさまの心に響く「重要な何か」を示すことができたように思いました。

 参加者の中には、私の講演をよく聞きにくださっているOさんがおられ、かれと言葉を交わしました。

 「Oさん、お元気ですか? 久しぶりですね」 

 「はい、元気でやっています。毎日、先生のブログを読んでいます」

 「そうですか、ありがとうございます」

 私がブログを書き始めたときから読んでいただいている貴重な存在の一人が、かれなのです。かれは、当初のブログを読んで、私に次のようにいわれたことをよく覚えています。

 「先生、ブログを楽しく読ませていただいております。しかし、私は、このようなブログを先生が書き続けると、先生は身を崩すことになると思っています。それだけ、大変なことを先生はなされているわけです」

 これに対して、次のように返事をしました。

 「たしかに、毎日書き続けることは簡単ではないですね。でも、私の友人が、ブログというものは毎日書かないといけないといわれましたので、身を崩すかどうかはわかりませんが、それがないように可能な限り続けてみようと思っています」 

 このときの会話を覚えていたのでしょうか。Oさんは、次のように仰られました。

 「先生は、やるといったら、かならずやられるのですね。これは、すごいことです」 「そうですか、ありがとうございます」 

 このようにOさんとも楽しい会話を交わした後に、会場を後にさせていただきました。

 その後、親しい方と3人で、本日の反省会を行い、ここでも盛り上がりましたが、その一人の方は、私の講演の内容をほとんど理解されていなかったようで、それを逐一説明させていただき、ようやく理解をしていただきました。