新しい研究室には、南側に私の机を置き、部屋の中央には、作業や会議ができるように大きな机を5つ並べました。

 ときどき、私の机での仕事に飽きると、この大机に向かって作業をします。それが気分転換になって、さらに仕事が進むという好循環が生まれてきそうです。

 それが証拠に、昨日は、長い間懸案になっていた原稿を書き上げることができ、まずは一安心、これも研究室環境の好転のせいかと、「気分前向き」の判断をさせていただきました。

 さて、新型のミストシャワー兼マイクロバブル発生装置の「光マイクロバブルH1(㈱ナノプラネット)」が話題を呼んでいるようです。

 世の中のみなさまにまっとうな評価と信頼を得るために、その商品がしっかりしていること、そして力を持っていること(世間では、よく「商品力」といわれています)が重要です。

 この光マイクロバブルH1も、これから、その商品力が問われることになります。

 昨夜は、このH1に続いて、次の商品化のための実験を行いました。その実験場は、我が家のお風呂場でした。

 1996年頃に、マイクロバブル発生装置をお風呂に使えるのではないかと思って、それを風呂に持ち込んで夢中になって実験をしていたことをよく思い出します。

 「ああして、こうして」とお風呂のなかで実験をしては考え、さらに実験を繰り返すということに夢中になり、あっという間に1時間、2時間が過ぎていきました。

 おかげで、汗もよく出てきて、みるみるうちに体重が減ってスリムになることができました。以来15年、私は、このマイクロバブル風呂に入り続けていますので、世界で一番長い「マイクロバブル風呂入浴者」という記録を更新し続けています。

 この入浴体験が始まったことを、ある研究会で紹介させていただいたことがあります。

 そしたら、そこにいたある高専教員が、色をなして、「それは危険だ!」と大きな声を上げたことがありました。

  あまりにも唐突な発言でしたので周囲も吃驚していましたが、私は、落ち着いて、次のように返事をさせていただきました。

 「何が危険なのか、あなたのいうことをよく理解できないので、直接返事をすることができませんが、それに対して一番良い返答は、私が、マイクロバブル風呂に入って、それが、あなたのいうように危険かどうかを確かめることだと思います」

 こういうと周囲からは笑いが起こっていましたが、それから十年余が経ちました。そろそろ、その返答をする時が来たと思いますので、次のようにいわせていただきます。

 「あなたのいうことが正しいのかどうか、それを今日まで確かめさせていただきました。その結果、マイクロバブル入浴によって、私の健康が毎日改善されましたが、それで危険を感じることは一度もありませんでした」

 「聞くところによると、あなたも、それらしき装置で入浴されているそうですが、あなたが口をとがらせていっていた『危険』を感じられたことはあるのでしょうか。一度、その答えを聞かせていただきたいと思っています」

 ご当人は、そのような危険な発言をなされたことをお忘れかもしれませんが、これで、この問題は,そろそろ決着ですね。

  そのうち、この教員が「危険だ」といったことに対して、それがまったくの的外れであったことについて説得力のある考察結果を明らかにする必要がありますね。

 さて、少し瑣末なことについて言及をしてしまいました。その昨夜の「どこでも風呂実験」の結果について報告させていただきます。

 じつは、それを新たな分野に適用することを想定して、最終の実験を我が家の風呂で行っていました。

  その結果、「どうやら、これでいけそうだ!」、「もしかしたら、さらに新しい分野にも使えそうだ」と思うようになりました。

 これでB1、H1に続いて、「光マイクロバブルシリーズ」に新たな仲間入りが可能となりました。今回も、「どこでも実験室」がとても有効でした。

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