昨日から2日間、徳山高専で小セミナーが開催されました。学生3件、研究生1件、教員2件の合計6件の発表がありました。

 それぞれの発表テーマは、次の通りです。

 1)マイクロバブル水の物理化学的性質について

 2)マイクロバブルの溶解特性

 3)マイクロバブルによる洗浄効果について

 4)マイクロバブルによる植物活性について

 5)マイクロバブルが微生物に与える影響

 6)マイクロバブル技術における当面の課題について

 私は、この最後の課題について講演発表をさせていただきました。何事もたっぷり時間をとって、十分に議論することが必要ですが、それが久しぶりに実現したような気がしました。

 これから、このようなセミナーを恒常的に開催していくことが確認されました。

 さて、セミナー初日の懇親会は、おでん屋の「竹の第」で行われました。ここには、村重酒造の「錦」がありますので、高知および神戸の参加者にとっては、それぞれご当地のお酒との比較がなされました。

 とくに、前者の先生は、酒蔵めぐりを100か所以上もなされた方なので、酒のことはよく知っておられました。その彼が正しい評価をしていました(竹の第のおやじさんは、酒蔵巡り1000回を超えている達人です)。

 ただし、昨年の酒とは微妙に違うといっていましたので、それを見分けたことも只者ではないですね。まことに素晴らしい利き酒能力でした。

 最先端の学問的議論を行い、日本一の酒を酌み交わす。これは、とてもよいことですね。

J0437338