今年も、梅雨が本格的になってまいりました。しとしとと、長雨が続いています。
この雨に、せっかく育ててきた植物を、そのままさらし続けるわけにはいきませんので、簡易的なビニールハウスを作ることにしました。
足場用鉄管を組み立てて、その上に透明ビニールシートを置くだけの簡単なものですが、これで、雨を凌げるようになりまましたので、一同ホッとさせていただきました。
この2カ月、マイクロバブルによる本格的な水耕栽培法の開発をいくつも試みてきました。おかげで、数え切れないほどの教訓を得ることができました。
素人ですから、数々の失敗を繰り返すのは無理もないことで、H君とともに、ああしよう、こうしようといいながら、
「これは間違いでしたね。こうすればよかったことに気づきませんでした」
と、毎日のように会話をする日々が続いています。
また、この農作業のおかげで、私も頭と身体を動かす時間が増えてきて、それが心身の改善に結びついているようです。
さて、本農園における植物・野菜づくりは、校庭にある池、屋外に設置している水槽群、室内水槽の3つに大別されます。
これらのなかで、いろいろな植物が試されています。
結果的に、与えられたマイクロバブル水耕栽培の環境条件や手法において、知恵と工夫を発揮させる余地がかなりあるようです。
さらには、それらとマイクロバブルとの個々の相性があることも徐々に判明してきています。
これらを踏まえますと、「何事も勉強が大切、やってみなければ、わからないことがいくつもある」と、寅さんではありませんが、「日々、反省の思い」を繰り返し浮かべています。
その反省がとても重要ですが、そのなかに、意外とうまくいく場合もあり、それについては、その手法の確立が重要だと思っています。
なにせ、厳しい環境条件の下で、新たな試練を強いられているのですから、「むずかしいことをふかく」考え、「おもしろく」していきたいと思います。
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