本日より、中断中の「マイクロバブル博士の『マイクロバブル旅日記』」を再開させていただきます。読者のみなさまには、長きにわたって、ご無沙汰のかぎりで申しわけありませんでした。
本ブログが中断して約1年半が経過しました。いろいろな事情が発生してやむなく停止、そして削除のままになってしまったことを深くお詫びいたします。
これから、以前の「旅日記」1588回分(4年余)を徐々に復活させていきます。
また、新たな「旅日記」も日々更新させていくつもりですので、どうかよろしくお願いいたします。
その記念すべき再開の記事を、羽田空港ロビーで大分空港行きの便を待ちながら執筆しています。じつは、一昨日から本日まで、東京ビッグサイトで開催された「危機管理展」に参加していました。
この参加は、科学技術振興機構の社会基盤技術研究開発センターからの依頼を受け、2011年度に実施された「東日本大震災の緊急復興支援プログラム」の成果を発表させていただくことになりました。
そのプログラム名は、「大型マイクロバブル発生装置による閉鎖海域の蘇生と水産養殖の復興」というものでした。
まず、この展示のために、ポスターとパンフレットの原稿を作成しました。それから、会場でのプレゼンテーション用のスライドもつくりました。
それらの内容については、追々、この場でも紹介させていただきます。まずは、その成果のシンボルともいえる「お気に入り」の写真を示しておくことにしましょう。
たしか、以前のブログにおいても紹介させていただいた写真です。
真に、みごとに成長した立派なカキです。普段は、なかなか見ることができません。
これは、大変珍しい「無放卵のカキ」でして、2011年11月13日に現地で撮影したものです。「無放卵」とは、文字通り、放卵しないカキのことです。
ほとんどすべてのカキは、水温が18度以上になると産卵をへて放卵を行います。
この放卵を実行させずに、産卵した卵を、そのまま「身入り」させてしまったカキを「無放卵カキ」といい、地元の関係者は、これを「バージンオイスター」と呼んでいました。
当然のことながら、放卵をしてしまうと、卵をはきだし、体力も消耗してしまいますので痩せ衰えてしまいます。
この状態ですと出荷サイズには至りませんので、放卵後の成長を待つしかなく、せっかく出荷できる時期になっても立派に成長した肝心のカキがないということになっていました。
このバージンオイスターを大船渡湾で初めて誕生させることができたことが、本研究成果の最大の特徴の一つとなりました。
これは、私にとっては広島湾に続いて二度目の「出来事」でした。
新しいブログサイトを利用したために、慣れないリスタートとなってしまいました。この危機管理展のことの紹介を含めて明日から、みなさんに私の「旅日記」を届けさせていただきます。
マイクロバブルという「むずかしい」ことを「やさしく」、そして「ふかく」考えることで「おもしろく」、「ゆかいに」伝えていきたいと思います。
どうか、よろしくお願いいたします(マイクロバブル博士)。
本ブログが中断して約1年半が経過しました。いろいろな事情が発生してやむなく停止、そして削除のままになってしまったことを深くお詫びいたします。
これから、以前の「旅日記」1588回分(4年余)を徐々に復活させていきます。
また、新たな「旅日記」も日々更新させていくつもりですので、どうかよろしくお願いいたします。
その記念すべき再開の記事を、羽田空港ロビーで大分空港行きの便を待ちながら執筆しています。じつは、一昨日から本日まで、東京ビッグサイトで開催された「危機管理展」に参加していました。
この参加は、科学技術振興機構の社会基盤技術研究開発センターからの依頼を受け、2011年度に実施された「東日本大震災の緊急復興支援プログラム」の成果を発表させていただくことになりました。
そのプログラム名は、「大型マイクロバブル発生装置による閉鎖海域の蘇生と水産養殖の復興」というものでした。
まず、この展示のために、ポスターとパンフレットの原稿を作成しました。それから、会場でのプレゼンテーション用のスライドもつくりました。
それらの内容については、追々、この場でも紹介させていただきます。まずは、その成果のシンボルともいえる「お気に入り」の写真を示しておくことにしましょう。
たしか、以前のブログにおいても紹介させていただいた写真です。
真に、みごとに成長した立派なカキです。普段は、なかなか見ることができません。
これは、大変珍しい「無放卵のカキ」でして、2011年11月13日に現地で撮影したものです。「無放卵」とは、文字通り、放卵しないカキのことです。
ほとんどすべてのカキは、水温が18度以上になると産卵をへて放卵を行います。
この放卵を実行させずに、産卵した卵を、そのまま「身入り」させてしまったカキを「無放卵カキ」といい、地元の関係者は、これを「バージンオイスター」と呼んでいました。
当然のことながら、放卵をしてしまうと、卵をはきだし、体力も消耗してしまいますので痩せ衰えてしまいます。
この状態ですと出荷サイズには至りませんので、放卵後の成長を待つしかなく、せっかく出荷できる時期になっても立派に成長した肝心のカキがないということになっていました。
このバージンオイスターを大船渡湾で初めて誕生させることができたことが、本研究成果の最大の特徴の一つとなりました。
これは、私にとっては広島湾に続いて二度目の「出来事」でした。
新しいブログサイトを利用したために、慣れないリスタートとなってしまいました。この危機管理展のことの紹介を含めて明日から、みなさんに私の「旅日記」を届けさせていただきます。
マイクロバブルという「むずかしい」ことを「やさしく」、そして「ふかく」考えることで「おもしろく」、「ゆかいに」伝えていきたいと思います。
どうか、よろしくお願いいたします(マイクロバブル博士)。
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